自分の日本一周号のイメージは、こんな感じ。
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@所有自転車で検討
ロードbikeの価格は、自分がレースをやっていた頃には考えられないくらい(ほぼ倍)値上がりし(円安で、パーツは海外から安く、も出来なくなった)、さまざまな世界情勢の絡みで流通速度は呆れるくらい遅くなった。念のため所有bikeで組み替えられないかは真面目に検討した。(その所有台数からして、一般の人からは呆れられるレベルだろうて)
① TREK5500(フレーム&フォークカーボン)
20年以上前のホビーレースでの決戦用bikeだった。ただ23Cタイヤくらいまでのクリアランス設計で、日本一周には最低25Cだろうと考えたので、却下。泥除けをつける隙間もない。当時は最先端だったのに、もう値もつかないくらい古いbikeになってしまった。TREKをはじめ、カーボンbikeの進化はすごい。
② EDDY MERCKX・Corsa Extra(エディーメルクス。フレーム&フォーククロモリ)
エタップ・ダ・ツール参加の際、ベルギーに寄って地元の自転車屋のセールでフレームを買ってきた。現在所有唯一のクロモリで、いいbikeだけど、左右のタイヤクリアランスはそれなりにあるけど縦方向はやはり23Cまでで、泥除けもつける隙間がないので却下。
③ AMANDA(前三角&フォーク80tカーボン、バッククロモリ)
本当は千葉先生にオーダーしたこの子で行きたかった。乗り心地も剛性も最高。もちろん、このホイールでは無理なので別ホイールで。やはり、フォークのクリアランスが足らない。このフレームで日本一周達成したら、千葉先生も喜んでくれるだろうなと思ってとても残念だった。
④ TIG・OZ-R518(フレーム&ピラー チタン、フォークはカーボン)
これもタイヤクリアランスが、、、って、正直いうと、もうほとんど大出費しても新しいディスクロード組む気でいての検討なので、あれこれダメ出ししてる感じ。しかし、行ってみて感じたのは、カーボンリムだと厳しいかもだけど、リムブレーキでも雨中走行十分だったと思う。むしろ、メンテナンス的にはリムブレーキの方がいいのでは?
⑤ Cannondale SLATE(フレームはアルミ。片持ちサスフォーク)
グラベル用に買ったbike。これもかなり現実的な候補ではあった。タイヤクリアランスは十分。でも、純ロードで行きたかった。
⑥ Panasonicピスト(当然クロモリ。元競輪選手の甚五郎マスターから譲り受けた、若くして亡くなられたマブダチ岡部誠久(ともひさ)選手の遺品。)
ただし、わたくし改。
。。。論外。ママチャリで日本一周は聞くけど、ピストで日本一周は聞いたことがない。ママチャリでできるなら、ギア比変えればできるかも。
以上。
今から新しく自分が組みたいbike組むと、間違いなく120万を超える。
もし超順調に行って12000kmを120日で行けたら、一泊1万のホテルに泊まれる勘定だ。
やっぱ俺ってバッカぢゃねえの?と、現行bikeで検討したけど、物欲に勝てなかった。
機能的には、
- 行程の1/2くらいになるかもしれない雨走行に有利なディスクブレーキ
- 雨走行を耐えるための泥除けがつけられること
- 積載荷重に耐え、疲れないための28Cタイヤ
この3つの仕様で日本一周bikeを組む。
そして、気付いただろうか? 所有自転車6台のうち、4台は、、、
そう、変態クランクpower-cranksが装着されてることを。
(「power-cranks」と打つのが面倒なので、以下、当ブログでは「パワークランク」と。以前はパワークランクで検索すると、この変態クランク、もとい、「左右独立駆動クランク」しか出てこなかったのに、今は「パワー計付きクランク」のことになってて、ややこしい。)
この日本一周、一番のこだわり、一番のコンセプト。
それは、この変態クランクで日本一周すること。
これは、誰もやってないだろ、と、超真面目にギネス申請して、、、却下された。これに関しては、また機会があれば。
ともかく、本当は一番ブログでシェアしたい、ここにこだわると、それこそ誰も読まなくなってしまうだろう。そもそも、このこだわりが、今回の日本一周でさまざまなトラブルを引き起こすことになるのだけど。
そして、一周中に、このパワークランクにはほとんどは気づかれもせず、気付いてもどーでもいい事なのでスルーされたりしたけど、でも、結構の数の方がこのこだわりに気づいて、どんな構造なのかに突っ込んで下さった。
で、必ずこの会話で〆。
「で、メリットは?」
「無いです」
お互いに大笑い(もしくは苦笑)
new bikeについて記す前に、やはりこのパワークランクについてコラム作んないと、わたくし的には話が進まない。