トレックやスペシャのリアサス機構付きフレームにしなかったので、日本一周でシートピラーの果たす役割は大きい。
しかし、日本一周パーツでまず求められるのは、壊れないこと。
シートピラーでは、よくあるヤグラ固定部分の緩みがないことが自分的には一番大事。今まで、一本締めや、左右からヤグラ固定するタイプはダメだった。前後2本締めに限る。
次に、振動吸収性ということになる。
フロントフォークまでチタンにしたから、シートポストもチタンか!
TIG号にインストールしているPMPのを付ける、というのもあり。
しかし、やはり振動吸収はカーボンだろ、ということで。
カーボンのシートピラーとなれば、わたくしは圧倒的にmade in Italy のWR派。
このメーカーの以外に考えられなかった。
AMANDA号にインストールの特注オフセット30mmオーダーの。
WRのカーボンピラーは、まずはパイプそのものが分厚く丈夫。
別メーカーのカーボンピラーを試した時比べたけど、カーボン積層の厚みが全く違って、ヤグラの固定も見事。今はだいぶマシになったが、極端な後ろ乗りだったわたくしはサドルを目一杯引いて乗ることが多く、やわなピラーだとギシギシ音に悩まされたけど、WRのだとギシとも言わない。前後2本ボルトで確実固定、傾き調整も無段階にできる。
AMANDA号には同じく特注オーダーしたオフセット45mm!のをインストール。
そもそもAMANDAのピラー径は25.4mmなので、オーダーするしかなかった。
これも、ギシとも言わず、トラブル無し。
WRコンポジッティ・RSRカーボンシートピラー
よって、インターマックスさん経由でWRに37mmオフセットのをオーダー。
どんだけ待つんだろ?と、1年くらい前にオーダーしたら、結構すぐに届いた。
本当はシルバーバージョンが欲しかったけど、生産中止だった。
インプレ
大きなシートバックをこのシートピラーとサドルのレールとで固定、そしてわたくしの体重が連日かかった状態でのライド。
しかし、特にシートピラーとして大きなトラブルは無し。
ただ、これはサドルからかと思われるが、途中からギシギシ音が鳴り出して気になった。