SPECIALIZED Roubaixの「FUTURE SHOCK」、TREK Domaneの「Iso Speed」。これらのフレームを採用しなかったので、ステムにはサスペンション構造を持ったものを選択。ただ、バネ使用のものは大きく重いものがほとんどなので、舗装路にターゲットを置いたこのステムを採用。
REDSHIFT/ShockStop Stem ±6°/100mm
ShockStop System – Redshift Sports
日本一周から帰ってきたら、チタンを使用した軽量タイプProシリーズも追加されていた。
ステム内にエラストマーを2個仕込んで、その弾性でショックを吸収するというシンプルな構造。シンプルゆえに、大きく重い、ということが無く、一見普通のステムにすら見えるところがイイ。
なぜか左右で違う硬さのエラストマーを入れろという説明書。それぞれ一個ずつしか付属していないので、追加でエラストマーを購入した。
+6°になってたのをひっくり返して、そのままこの位置にエラストマーを入れて通勤で使用。
エラくグニャグニャするなあと、よく説明書読んだら、金具もひっくり返してエラストマーは上側に入れないといけなかった。
ダメな位置↓
ステムのクランプ部内部の突起がハンドルに振動のたびに当たって、グラファイトデザインのお気に入りのカーボンハンドルが、何と割れてしまった。(高価な絶版ハンドル、捨てるのは勿体無いので、グラスファイバー液で固めるの補修包帯を巻いて、現在もTIG号でハンドルは使用しているという。自己責任で)
正しくはこの位置。金具の向きもこの位置で。
左右に違う硬さのエラストマーを入れるのに抵抗があったので、同じ硬さので。
日本一周中にエラストマーがヘタって来るのを見越して、わたくしの体重よりもかなり重い想定で、グリーン80を2個インストールした。
インプレ
かなり硬め設定にしたこともあるし、そもそも大袈裟に動くものでなくさりげなく路面衝撃を和らげる仕様なので、日本一周中にその効果を実感することはほとんど無かった。
しかし、帰ってきて他のロードbikeに乗って驚いた。カーボンステム+カーボンハンドルの組み合わせでも、路面からの振動がシビアなのだ。つまり、意識することはほとんどなかったけど、このパーツが自然にさりげなくシビアな衝撃を吸収してくれていたのだと思う。かなり疲労軽減に役立ったのではないだろうか。
それなりに重く、高価だけど、かなりイイと思う。