本所工研/シムワークス Turtle 44
マットガード(泥除け)無しでの日本一周はしていないので比較はできないが(そうしている人もいたし、無ければ無いで何とかなるかもだけど)、わたくしは日本一周には泥除けは必須だと思う。雨走行は、たとえできるだけ避けて停滞したにせよ必然。マットガードの意味は自分と荷物を守ること。むしろチェーン他へのパーツ保護にはあまり効果がない。
ただ、リムブレーキを採用しているならかなり効果大だろう。
初めは後付けプラスチックのを考えていたけど、色々検索するうち、この本所工研さんの品質に一目惚れ。
シムワークスというところとコラボしたブラックバージョンを衝動買い。
あと数mm細いツルツルタイプもあるけど、意外にこの門外不出たる凸凹模様(旧車系のランドナーで見たことある)の方が、溶け込む気がして。
Turtle 44 Blackstore.sim-works.com
しかし、Cozmaフレームに決めて、色々取り付けやダボ穴等について打ち合わせた結果、断念。あと、現物合わせしてマットガード本体に穴あけしたり、などの加工も面倒くさがって。
でも、やはり多くのランドナーとかに採用されているように、美しい製品だと思う。
SKS/スピードロッカー
おきなわ8勝の高岡くんが日本縦断ギネスレコード出した時につけていた、泥除け用のダボなどがないロードレーサーでも付けられる、ドイツ製の。
日本一周にはこれを採用。
これも、現物合わせでそれなりの加工は必要。
後輪の、シートチューブとの接点は、削らないと入らなかったので、当たるところだけ細く削る。
長さも合わせてカット。
こんな感じで。意外に目立たなくて自分的には良好。
インプレ
付けて行ってよかったと思う。
経験している人は実感していると思うけど、雨走行時の雨水の跳ね上げは思っている以上に酷く、荷物と体にストレスを与える。
ワンタッチ取り外し式の泥除けの利点は、輪行袋に入れる時、取り外しが楽なこと。
通勤他の試走時には、付属の滑り止めシールの効果もあってか特にギリギリのクリアワンス調整以外に不具合はなかったのだけど、日本一周初日から雨走行で、濡れて滑るのか、Fフォークのテーパー(ほとんどずべてのフォークがそうであるように、下にいくにつれて細くなる)のせいか、ずり下がってタイヤに干渉。
とりあえずビニールテープをグルグル巻いて滑り止め。
翌日、タイラップを下に縛って滑り止め。
その後、特に問題はなかった。
タイラップ留めが必須だろう。