ロードバイクパッキングで日本一周

左右独立クランク装着という変態ロードバイクで日本一周しました

変態クランクで日本一周してきた⑤日本一周記/day35/(再起動中)

2022年5月19日

@昨日は22時40分には寝た。布団には8時間以上いた。

前職に関係ある嫌な夢を見たけど、快眠度は91%。

 

戻ってきてから相棒のメンテ中心だったので、今日は自分のメンテをしよう。

9時50分、BUELL号で出動。

すごくいい天気。

わたくしの居た業界では、今は運動会の練習とレッスンでてんやわんやの時期だなあ。

円良田湖。

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かんなの湯、着は、平日の昼前。

当然ガラガラ。回数券あるつもりで行ったら、前回で使い切ってたんだな。JAF会員証で100円引き。

温泉のほか、サウナ+水風呂は3セットくらい。

途中に丁寧にストレッチ、電気風呂で腰と膝。

仕上げの13時のロウリュウは、火傷するのではというくらい熱く、日本一周での日焼けが原因かと思いながら耐えたのだけど、常連さんと思しき7名中4名が途中脱落。最後まで残った3名も、思わず顔を見合わせ「今日はスゴいよね?」。

担当の兄ちゃんもやばい?という感じで早めにストップ。どうもホントに普段より暑かったようだった。

昼は、炭水化物だけ補給できればいいや、と、施設内の食堂で、醤油ラーメン。
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食べながら、オーシャン東九フェリーさんにTELして確認。

有明〜徳島の二等船室フェリー代は12830円で、ネット上で決済したのだけど、そういえば自転車運賃払ってない。

輪行袋に入れる場合は手荷物扱いで0円だけど、相部屋には持ち込めなくて、専用の扉付きの部屋にまとめておくらしい。

完成車状態で車ブースに入れる場合は、2950円。この場合、乗船後立ち入り禁止区域になる。

う〜ん。輪行袋にDHバー倒して、ブレーキほか養生して入れる手間、下船後また組む手間、盗難リスク、とか考えると、3000円近くかかっても、車と一緒にしてもらおうかな。

 

@あとやったこと。

*made in Chineの(説明書の日本語がところどころ怪しい)、結構頼りにしているアラームの電池替え。

少し音量が小さくなってきた。

蓋が指示通りやっても開かなくて難儀。
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隙間には、西村さんに言われたように、ワセリンを塗り込んでおいた。

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ワセリンは使わないので送り返したけど、やはりこういう使い方もするようなので、より小さめの容器に入れ直して携行する。

 

*レックマウントのiPhoneケース取り付け部分がすり減ってきてかなりガタが出て来た。

脱落防止のゴムをいつもDHバーにかましているけど、一応予備を注文、携行する。
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*タイヤ穴補修のために買ったゴム系接着剤だけど、途中漏れ出てビニール袋に入れてたし、硬化後が柔らかすぎ。

靴底用のを購入。
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*power-cranksクラッチ用のミシンオイル。

今までと別の容器に入れて、携行(左)
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*グリスも結構ペダルなどで使うので、デュラエースグリス同等品を補充して携行(左)
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*雨用のwetオイルは、銘柄もわからなくなってしまったけど小さいのを使ってた。ほぼ無くなったので、左のGTオイルのハードをそのまま持ってくことにした。真ん中はPOWER-COOPさん仕入れの怪しいやつ。これも携行。
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@本日、十分に心身ともにリラックスできたかというと、挫折感や、怠惰感や、今後の機材不安とかで結構いっぱいだった。

ぢゃん兄のブログに時折コメントのせる、どんな奴か知らない居士の「お前の日本一周は失敗だ」というのがトラウマになってる訳ではない。

初めは、こいつ俺に喧嘩売ってんのか?とも思ったけど、冷静に読むと根拠も示していてその視点では正論で、それなりに納得したのである。

もちろん、わたくしは、自分の日本一周が「失敗」であるなどとは全く思ってないけど。

むしろ、この居士が日本一周前にぢゃん兄ブログに書き込んだコメントの、「Cozma号の使い方として間違ってる」というのは頭にきた。

これは、直接Cozmaを設計・販売しているスマートコグさんを訪問して、西村氏と上阪氏に直接お聞きして、「良い!」と言われて安心した。

(流石に温厚なぢゃん兄も、わたくしのために怒ってズバッとコメントしてくださった。しかし、ぢゃん兄はその居士(フレームビルダーらしい)と面識もあり、わたくしが人間関係を壊すきっかけになったとしたら、申し訳ない)

そこではなく、こだわりのpower-cranksのことである。

もう、そのこだわりは捨てたら?と、よく言われる。

自分はこの変態クランクを乗りこなせるようになった数少ないマスターなのだ、と誇示したいのか?

今まで日本一周(その中身は千差万別だが)やったのは数千人、数万人いても、これで日本一周したやつはいないだろう、今後もまず出てこないだろう。人がやってないことにチャレンジできる、というのが一番大きい動機かもしれない。

しかしそれにしてもデリケートで、思い切りガンガントルクかけられなくて、今後もダメになるリスクのある変態クランクをここまでして使うのにこだわるのはどーなのよ?とか。

実際、機材の限界は来た。

多くの人に迷惑かけて戻るハメになった。

このパワークランク以外にも、完全無線変速のSRAM(伊勢で会ったライダーはトラブルを解決できず旅を中止)、普通日本一周では使わないだろうという高級ホイール。

また、別の視点として、自分の衣食住道具をしっかり携行して、テントに寝袋、自炊して、野宿路線で行ってこその日本一周だろうという事。

もとサイクリストとして、できるだけ軽快に走りたくて(それでも荷物は重くて全然軽快に走れないけど)、そこはカットした。

フォローしてる若い日本一周ライダーたちの、なんと真面目で素晴らしいこと!

 

しかし、やっぱりこのこだわりは貫き通したいと思う。

だって、そうしたいから。

不安だけど、何か事が起これば、またそれに応じて動けば良い。

今回もそうした。

何をどうしていくかは自分の決断。

何せ、自分の旅だから。

頑張っていこうと思う。