2022年5月21日
@21時45分就寝。
ネット予約して座席指定した時には2段ベッドの下が皆埋まってたので、結構埋まってんだなあ、なんでみんな上の音がガサゴソうるさい下段を選ぶのかなあと思ってたけど、コロナの配慮か、この8人ブースは結局下の段には誰も来ず、皆上段で。下がいないだけで気を遣わなくて楽。
床は常に振動して、ディーゼルエンジンの鼓動が聞こえるし、感じる。すごい。
車と違って目的地まで止まることの許されない船舶用ディーゼルエンジン。
調べたら、このオーシャン東九フェリーの「どうご」は、結構最新型の1軸(スクリューが後ろに一つだけ)省エネエンジン。
主エンジンは15705kw=21400馬力。排気量は書いてなかったけど、300万ccくらいか。
すげえ。
この船が、母なる生き物みたいだ。
何度も起きたけど、計7時間寝て、4時45分起床。
同室のほか3名を起こさないようにできるだけ静かに、朝風呂へ。
まあ、こんな時間に起きてるのはわたくしだけのようで、ゆっくりあったまる。
お仕事服(bikeジャージね)に着替えて、船室は全く電波が入らないので(この船にWi-Fiはない)、電波の届くところ探して、昨日分の全公開用Instagram/Facebook更新と、レポート作成を。
常に列島から近いところを航行するけど、google mapsの現在地情報から見ると、見えているのは紀伊半島のようで。
誰もいない展望デッキに上がってみると、思いのほか風は冷たくない。
でも風は強いので、風を遮る風下側の壁に寄りかかって、相方が差し入れてくれたお弁当で6時前から朝ごはん。
ご馳走。
唐揚げは、瀬戸内海産レモンを使った塩麹に、一晩つけたそうで。
ありがたくてホントに泣けてくる。
生き物エンジンの排気、ここから出てるんだな。
8時ごろ、ベッドに戻ってmusic聴きながらウトウト。
9時半ごろ、また電波の届く最先端の船内エリアでレポート書いてると、本州最南端/潮岬を通過しますと。
俺、通過してるけど、寄った記憶が、ない。
ほぼ突端まで行ったのに、雨走行が嫌で、串本町のアパートみたいなホテルに泊まって、あと数キロなのに寄らないで北上したんだった。もったいな。
12時前、お昼の餌。
ずっと、進行方向右側に、本州、紀伊半島見て進んできたけど、左側にも山々が見えだした。
四国だ。
伊島
このフェリー「どうご」と同じ型の「りつりん」
13時すぎ、徳島港についた。
さあ、手に入れた中古power-cranksの中では、一番新しい年式だけど、このpower-cranksで走るのは試走以外初めて。
不安でいっぱい。
頑張ろうぜ、相棒、と、フェーリーを降りる坂でもう変速しない。
そリャそうか。バッテリー外してた。
前に駆動する限り、前に進むぞ。
、、、と言っても、本日は様子見、そして午後スタートなので、50km程度の、吉野川沿いの、美馬市というところのゲストハウスに予約してた。
高瀬橋。沈下橋か?
徳島県阿波市旧吉野町
阿波高校近くの小学校。
明日が本番なんだろう。準備万端。ご苦労様です。
左に剣山方面の山々、
右に香川県の山並みを見ながら、川沿いをほぼフラットで、32〜40kmで。
テーパースクエアBBという、ママチャリと同じ旧式BBのpower-cranks。
本日は走ってくれた。
むしろ、左ペダルがゆるゆるな感じで不安。
チェックイン時間の16時過ぎに、本日の宿、ADLIV/Factry Stayさんに到着。
ほぼ軽く汗をかいた程度。
デザイン・印刷アトリエメインのようだけど、三代目が色々工夫し、企画して、さまざまな商品を開発している。
その会社が片手間?にゲストハウスやってる感じ。
相棒は中に入れてもらえた。
オーナーのbike。
ドミトリー。連泊の女性客がお一人いると。
2Fに個室をとってくれた。
手作りで和紙を貼った壁紙。
さすがデザイン工房。
これで素泊まり3500円。
ともかく、この工房の見学だけでお腹いっぱいになるくらい、素敵な工房だった。
オーナーの遊び心が全開。
本日はお仕事は定休日だから、オフィスは暗いけど、特大Apple PCがズラり。
特別ゲストルーム。
当然?社会科見学にも来るわな。
ここらへんのスペースは、皆自由に使っていいと。
オサレなキッチン。
グラスもオサレ。
扉が車のドアという、、、
ハンモックスペース。自由にどうぞと。
オーナーのブロンプトン。
ともかく、瀬戸内〜四国に来てから、この折り畳み自転車を本当によくみる。
ここも共有スペース。
雑誌にも。
デザイン印刷用の。
休業日なので、チェックイン説明してくれた社員さんが帰ると、オートロックの無人になる。
でも、たまたまオーナーさんがいらして木工DIYされてたので、色々お話しを。
近くに、聞いたことのある「うだつの町並み」があるというので、ママチャリをお借りして。
ゲストハウスを川の土手から。
もう、どこもほとんど閉まっていて、閑散としているけど、その方がいいかな。
なんとまあ、オサレな図書館。
そのうだつの町並みの一軒家が、なんとブロンプトンのツアー企画店だった。
レンタルではなく、ツアー貸し出しだと。
オーナー、VIAのことも知っていた。
帰り、徳島ラーメンのお店探して入るが、また検索間違いで。
北海味噌ラーメン?ま、いいや、評価は高そうだし。
つけ麺で炭水化物補給。
徳島県美馬市の仕切り弁
スーパーで買い出し。
綺麗な魚があった。
ゲストハウスさんに戻って、素敵なキッチンやリビング、貸切状態。贅沢なリラックスタイム。
夜でも、ずっとiPadで癒し系BGMと素敵な照明をそのまま。
買ってきた大根の葉っぱ炒めて、あとはチンして、共有スペース独り占めで晩餐。
サバカツ、というのがあった。
49.4km/実走1時間49分/獲得票高132m