2022年5月25日
23時就寝、早く起きたけど、6時までお布団に。快眠度75%。悪くはない。
7時に朝食。
昨夜の客はもうお一人、年配のお遍路さんだけど、さすがに6時ごろ食べて、6時半には出かけていった。
ご挨拶したけど、第一声は、明日の天気のこと。
その気持ち、よくわかる。
民宿のザ、朝食、という感じで。
お目当てはおひつのご飯。
当然、米粒ひとつ残さず、アジの干物も尻尾から骨まで全ていただきました。
コロナ対策。涙ぐましい。
ご夫婦とも、とても気を遣われる方で。
走り出すまでずっと見送ってくれた。
感動した宿は、Googleマップでいつも最高5スターで、即評価。
@7時50分ごろ出動。
本日も、Cozma号のホイールには空気入れず。ほぼ全く空気漏れなし、と言っていい。
本日は、愛媛県宇和島市吉田町奥浦甲にある凪ハウスさんまで、120kmくらいで。
まずは、昨日きた足摺サニーロード(321号線)を戻る。
昼寝かました四万十大橋を渡らず直進。
四万十橋(赤鉄橋)を渡って、四万十川の支流・岩田川沿いを441号線で。
高知県四万十市旧中村
これが、なあんにもないけど、実にいい道で。
途中見つけた店(正式には、『弁当・晩酌道場「はんば」』)に惹かれて。
右下のお弁当を買ってしまった。
その斜向かいにあった自転車屋!
なんという遊び心。
そのまま441号線をゆくと、支流を離れてまた四万十川沿いに。
これがまた、なあんにもないけど、交通量も少なく、実にいい道。
まあ、「晴れている」春(初夏?でも、まだ鶯が鳴いてる)だから感じるのどかさ、とも言える。
高瀬沈下橋
渡って、また戻った。
おばあさまが自転車で橋の入り口でのんびりしてた。
お兄さんどこから来たの?というので、埼玉から自転車で、と言ったら、飲んでたもの吹き出してた。
がんばってね、と言ってくれた。
10時半、オートキャンプ場がある河原で自販機でお茶買って、先ほどのおにぎりをのんびりといただく。
美味しい。
勝間沈下橋
ホントに、悠久の四万十、という表現がぴったりな。
中半休憩所、というところで小休止。
誰もこない、誰もいない。
距離が長くなる海岸線沿いでなくて直線的に突っ切ったので、四国南西部のヒルクライムかあ、と思っていたけど、ここらは皆しっかりとトンネルぶち抜いてくれていて、あっても勾配はトンネルまでの2〜5%ほど。
素晴らしい道だった。
岩間沈下橋
12時過ぎ、441号線が四万十川から支流の広見川になる分岐のあたりの道の駅/よって西土佐で、早めのお昼にした。
朝はお櫃3膳分、そしてさっきおにぎり弁当小を食べたばっかなのに。
昨日の道の駅で味をしめたわたくしは、食堂には目もくれず(目はくれたけど)、お惣菜コーナーへ。
栄養満点。パセリは、普段、刺身のつまですら残したことは一切なく、普段、パセリだけ買ってきてムシャムシャ喰らうわたくし。
袋全部、トマトと交互にいただいて、お口の中は、サラダ。
このトマトも抜群に美味かった。
これで、オリーブオイルがあれば!
買って、持ち歩こうかな。
これ↓ 訊いたら、今日入荷で、そのまま食べられるというので。
チンして食べたらおいしかった。
2Fのテラスは自由席で、素晴らしい。
、、、この右のお姉さん、ワーケーションか何か知らないけど、私はできる女、みたいなテンションで英語だの中国語だのですごい大声でリモートしていて、はっきり言って周りに迷惑。
なんか、おんなじ様な装備のサイクリストが小休止しに来て、思わず話しかける。
人をとらずbikeだけ撮るという。
TREKのチェックポイントに、コンポはGRXで統一。
ステムにはワタクシと同じ、Shockstop。
イイね!!!
聞けば関東圏の人で、輪行その他駆使して、四国一周路線で。
その方が去った後、こんなのがあったのに気づいて、
肝のからあげ200円。
さらにこれで仕上げ。
栄養的には完璧な昼食だろうて。
出発しようとしたら、完全な野宿装備の若者二人。
四国一周だという。
1時間以上大休止してしまった。
さて、441号を一路西へ。
愛媛県に入った途端、道には全て自転車通行帯のブルーラインが。
素晴らしい!
なんか素敵なアイスのphotoをGoogleマップで見たので、たった30分強走った、「道の駅/虹の森公園まつの」に寄るも、検索間違いだったので退散。
たった9分走った次の道の駅/広見森の三角ぼうし でまた小休止。
パナソニックのe bikeレンタル。
Googleマップの写真の主はこっちだった。
400円!の、ほおずきアイス。
高いけど、美味しかった。
食べてばっか。
ナビによると、15時台に着いてしまう(凪ハウスさんから、担当者着が16時以降になるとメールがあった)ので、のんびりと。
宇和島市に入って、57号線、通りがかりの神社のオーラに惹かれて、小休止。
清良神社。
右前脛骨筋の張りがかなりキテる。
いつもほとんど一番前のクリートの位置を、1メモリ下に。
朽ちてるのか、かえってそれがすごいオーラで。
さて、
あと10数km。
また、自転車ナビタイムさんは、こんな道を行かせる。
まあこれはこれで、いいんだけど。
伊予吉田の街に入る。
多分ここがスーパーとかがあるリミット区間。
スーパー/フジ吉田店で、晩飯と朝の仕入れ。
結構うろうろして30分以上かかってしまった。
そばのファミマで、手数料とられながら現金下ろし。
吉田町の漁港をいくつも見ながら湾沿いを西へ。
本日の宿/凪ハウスさん着@16時45分。
遅くなってしまった。
担当の、みかん農家だという兄ちゃんに説明受ける。
みんなで呑みに集まる古民家を、2年前にNPO法人立ち上げて、ゲストハウスにしたという。
素晴らしすぎる。
一棟貸切、素泊まり3000円。
二間16畳
一段下がった土間の台所。
相棒は、ここに勝手に入れさせてもらった。
これはすごい。
かまど跡
↓!!!
スーパーで買ったもの。
緑色のもあったけど、あえて赤いのを。
さすがに、レンジはないんだな、と、オーブンで温め。
結局、レンジはあった。
昨日買ってバッグに入れっぱだったカツオのなまり節漬けをご飯にぶっかけ。
お調味料も自由に使っていいということなので、お塩とオリーブオイルぶっかっけて。
このレッドピーマンが、見た目のグロテスクさに反して、甘くて実に美味い。
シャワー浴びて、さすがに洗濯機サービスは無いので、シャワーブースで足踏み踏みで、大間造りの和室に干すけど、雫が垂れてくるので外に干す。
あとは、蚊取り線香炊いて(こういうところでは必須!ありかを聞いておいた)、なぜか土間のスペースが落ち着くのでそこでまず夜エサ。
ビールやハイボールは350ml缶×4本買ってきた(中毒)。
こういうところは、本当に旅人を信頼して全開放。
ちなみに、鍵は無い。
置いてある物や蔵書で、オーナーの人柄が偲ばれる。
呑んだことない酒は、少しずついただいてしまったのだ。
高知スピリッツ、度数65%!
結局、度がきついJIN系が多くて、チェイサーにビール一本いただく。
お返しは何もないので、1000円札、挟んどいた。
Wi-Fiなんてのは飛んでないので、relive動画はまた今度だな。
127.6km/実走5時間24分/獲得標高805m