2022年6月13日
23時15分就寝、5時半起床。
今日、種子島入りを決め、北部の港から45kmくらいの南部、宇宙センターに近い宿も予約した。
次の日に宇宙センター見学の予定。
でも、予約取れるかどうかは未定。
もう、ずっと雨予報。
晴れるまで停滞してたらキリがないので、諦めて、昨日と違ってテンション下がりっぱなしだけど出動。
まぁ、ホンモノの自転車冒険家の、あんなのや、
そんなの、
こんなのに比べたら、なぁんてことないか。
@6時半、すぐに2Fへ。
朝食付き、ってのにしたけど、
。。小さなヨーグルトは、他のお客さんのおっちゃんが、「無いよ」、とカウンターに言ったら出てきた。
トーストして蜂蜜シロップぶっかけて、ヨーグルトは遠慮して2個でやめといた。
7時すぎには4Fからエレベーターに相棒立てて入れて脱出。
港までは1kmちょいの好立地。
さすがだ(わたくしの宿チョイスが)。
しかし、小雨の中、車両受付には7〜8人の列。
車検証見せて云々で一人5分以上はかかってる。効率悪いなあ。
ネットでできないのかなあ。
不安は的中。ネットに車両は予約制とか書いてあって、予約してますか?というのだけど、昨日定休日で電話繋がらないし。
で、搬入指示してる人に聞いてみます、ということで、事務所の窓から声かけて、自転車大丈夫?
あ、いいよ。
そりゃあそうだろ、motor bike1台、自転車は私しかいないもの。
4490円。
出航1時間前には無事乗船。
この最前部のテラス席に座ったけど、出港する頃には満席?に。
桜島。このあと、雨でどんどん見えなくなった。
8時40分、出航。
@9時になったので、種子島宇宙センターにTELすると、定休日。
いつもやっちまうわたくし、フェリーの定休日だった昨日と混同してた。
やばい。事前申し込みができない。
このために、種子島に来たのに。
@出航して2時間少し、佐多岬。
奥に駐車場展望台、自分が登った白い展望台も見える。
そこから、湾外に出た途端、船の揺れは激しくなった。船はバスと違って、船頭が船尾より酔うらしい。
もうグワングワン揺れる感じで、船首のラウンジの窓には波がバッシャーン。
ところが、東に種子島、という位置に入ったら全く凪に。
12時過ぎ、種子島の西之表港に入港。
もう普通の本降りで。
少し離れたここで、鉄砲のお勉強。
440円。
ここは、ただの鉄砲館でなく、種子島の歴史を学ぶ、古いけどまじめな展示で溢れた場所だった。
古い設備だけど、ボタンを押すと、10分〜のVTRとかジオラマが動いたりとか、音声説明が始まったりとか。
種子島って、米栽培が日本で始まった元祖、サツマイモ(唐芋)も日本初、なんだ。
そして、日本で初めて西洋人が上陸した土地。
丁寧に勉強すればVTRとか観るだけで2時間くらいかかりそうだけど、この後の移動もあるし、1時間弱で。
Googleマップさん、本日午前は、間違いなくわたくし一人、貸し切りでした。
少し港に戻って、昭和なここで、お昼ご飯。
ちゃんぽん特大。(大、くらいかな。伸びた麺の、実に優しいお味だった。スープも全部飲み干した。)
さて、島の北側/西之表から、本日の宿、宇宙センターのある南側/南種子まで、45kmくらい。
短いし、アップダウンも少ないけど、気をつけて慎重に。
雨はますます本降りに。
走りたい路肩側が、水たまり。
この後、上の写真どころでなく、道の半分くらいが水たまり状態、坂では川状態。
対向車の水飛沫はモロに被る。
もう仕方ないので怒る気にもならない。
色々写真撮ろうと思うこともあるのだけど、濡れたiPhoneをさらに触ると勝手に写真連写になったりどうしようもなくなるので、降りて携帯拭いて撮ったのはこれと上の写真の2枚だけ。
雄龍・雌龍の岩
あとは、ともかく路面に集中して黙々と回した。
島の中程では風もキツくなって。
○○よりはマシ、という考え方ではなくて、この雨走行を楽しめないか、色々とマインドコントロールしてみる。
自分自身は楽しめる要素は見つかった。
そもそも、こんな雨の中、本日種子島をサイクリングしているのはわたくし一人だろう。
文字通り何にもなくて、町や村の間は自販機も一つもな(かったような)い。
屋久島(だったか)は、一ヶ月に35日、雨が降るらしい。
そういう意味で、お隣の種子島も本日の様子がこの6月の雰囲気だろう、、、
云々。
でも、結局、Cozma号の心配だったり、半水没してるであろう完全防水謳ったバッグの中身の心配だったり、勝手に誤動作するiPhone(例によって到着して充電しようとすると、水分検知でぶっ壊れるから止めろの警告)のストレス。
まだ、雨中走行を心から楽しむのは、無理。
@14時くらいから2時間弱、本日の民宿は朝ごはん付きだけど夜はないので、1km少し離れたAコープさんにビシャビシャのまま入って(冷房きついので風邪ひきそう!)、黒毛和牛のスライス肉1000円くらいと、鹿児島産の豚肉と鶏肉、もやしと大分のニラ買って、あとはカップラーメンとR1/LG21ヨーグルト買ってバッグに詰め込んで(なんと南阿蘇村でもそうだったが、種子島の南種子町のスーパーでも、PayPay決済できるのだ)、宿へ。
16時過ぎ、畑の中にある?ここに着。
グシャビショの自分がシャワー浴びる前に、よく頑張ったなと心の中で声かけて、裏のウッドデッキで、ざっと拭いてチェーンも拭いて、タクリーノスプレー塗布。power-cranksは怖くて開けなかった。
お風呂を早めに入れてくれたので、広い湯船に浸かって少しまったり。
本日はアイシングなし。
若いオーナー(三十代前半)によると、ここは、おばあさんが建てた幼稚園だったらしい。
尾道ラーメン食い損ねたので、カップ麺で。
そういえば、鹿児島ラーメンも食い損ねてる。
で、勘違いしてたのは、ここはゲストハウスではなく、洗濯機も無料だし、冷蔵庫も電子レンジもあるけど、使えるキッチンはなかった!
生肉ともやしとニラ、炒める気満々だったわたくし。
困惑してると、気のいい若いオーナー、じゃあ、俺が炒めますよ、と。
それじゃあ悪いので、一緒に食べようと。
18時過ぎ、ちゃっちゃと炒めてくれた。
四割ほど自分が取って、あとは振る舞う。
(振る舞いすぎたようで、食べきれないと後から来たエリートにお裾分けしてた。わたくしなら全部ペロリ、なんだけど)
今は夕食もバーもやってない割には、地元の焼酎とか置いてあるので、飲み比べでお金落とすよと。
当然?全部サツマイモ焼酎。
ロックだと、サラッとして実に飲みやすく、どれも美味しい。
本日の宿泊者はわたくし入れて3名。
ここは、けっこう種子島宇宙センターJAXA関係のお仕事宿泊も多いらしい。
オーナーとお話ししながら食べて呑んでると、もう一人の25歳の若いお客さんも入ってきて、焼酎飲みながら色々お話し。
彼は三菱重工の技術者で、これから1週間泊まってJAXAでロケット関係のお仕事だという。
この近くのファミマ近くに色々なビジネスホテルとかが集まっていて、まずはそこから埋まってくらしい。
もっとアットホームでホッとできるところを探して、ここにしたと。
もう2児の父の、エリートな彼だった。
ちなみに、オーナーも訳あり3児の父でもあった。
21時前に部屋に戻って買ってきてあったこれをストレートで呑みながら、レポート仕上げ。
44.8km/実走1時間59分/獲得標高241m