2022年6月15日
@昨日、オヤジに明日朝のサービスは何時がいいですか?と聞かれたので7時で、と言ったら、7時半じゃダメですかと。
はあ、ではそれで、と言ったものの、やはり島間港まで40km、遅れたくないので7時に、と言ったら嫌そうな顔された。
まあ、当てにはしていなかったので、起きてすぐ昨日のうちに買っておいたスパゲッティをチンして喰らって、色々検索。
島間港からでている屋久島町営のフェリーは、昨日は欠航。
種子島ではこのフェリーは「けっこう丸」と呼ばれているらしい。
朝の雨。
これは今日も結構か?
いや、欠航か?
ビビって、最終手段、1日一便とかでなく何便もあって、でも高くて予約が必要そうなトッピーロケットとかいう高速船のとこに開店朝一7時にTEL。
ご予約が必要で8時半からです、でもまだ100席空いてます、と。
しかし、念のために自転車積んでもらえるか聞いたところ、折りたたみ式で座席に持ち込んでもらえるの以外は不可と。却下。
これは、このあと止んで、10時45分のは出航するとの見込みだけでダメ元で行って見るしかないな。
欠航ならまた南種子町で宿探して、連泊予約した屋久島はキャンセル料100%捨てるの仕方なし、と。
オヤジは10分前でも起きてこないな、やはり、と思ったら、あまり姿見せないおかみがほんのちょこっと、用意してくれてた。
ちっちゃな独特のパン、オリーブオイルつけて食べて、と。右上のはパッションフルーツ。
さて、7時過ぎ、なんと雨が止んで晴れ間まで見えてきた。
何という行いの良さ。
7時半前出動。
同じ道を3本目だ。
今まで灰色にしか見えなかった種子島の海、青いんだ。
水田のほか、やはり多いのは、サトウキビ?
途中から、Googleマップの通りに58号線、ではなくて、海岸沿いの588号線に行く。
途中、12%勾配もあったけど、ともかく、海沿いあるあるのアップダウンの連続。
自転車バイクナビでは2時間45分とか出てたので余裕持って出たけど、1時間半で島間港に着いた。
券売り場は誰もいなくて、役場にTELしたら、出航すると。
やった!
ところが!
写真のところに30度くらい斜めにかなり傾けて慎重に立てかけて、これならどうしたって倒れることはないだろうと確認して離れてたら、なんと突風でCozmaが左側に転倒。
右でなくてよかった!と確認すると、何とハンドルが左右に回転する。
ドロップ部の根元から折れた。
SRAMレバーと変速は大丈夫そうだ。
ハの字型でレバーより飛び出ていて、さらにカーボンなので衝撃を一瞬で吸収しつつ折れて、レバーを守ったとも言える。
しばし呆然→自分を責める→今できることを考える→凹む
いつものパターン。
ブランブランになったわけでなく、カーボン特有の繊維が破断して絡んでる状態。
しかし、ブラケットの手前なので、下りの高速ダウンヒルで衝撃で一気に折れたら命に関わる。
どこかで探して交換するしかない。
しかしここは種子島の南。
とりあえず応急処置。
バーテープ剥がして、接着剤はタイヤ修理用のゴム整形しかないけどとりあえず塗り込んで、伸びるタイプだけどエーモンのテープをできるだけ伸ばして捻りながら巻き込んで、もう一度バーテープもできるだけ伸ばして(伸ばしすぎて切れた)巻き直して。
それなりにガッチリ固定されて、とりあえず走行できるようになった。
あとは明後日、鹿児島でショップ探して入手交換するしかないかな。
@Cozma号は、いざ跨って一体化すれば、一日100km以上快適にライディングできる素晴らしい乗り物。
ところが、いったん自分から離れて動かないでいると、もう風ひとつで自立すらできない。
赤ん坊みたいに、目を離してはいけないのだ。
まさか、あの角度で立てかけて(ほんとに30度くらい)、風で逆に倒れるとは思わなかった。
サイドからだとフレームバック、サドルバックの空気抵抗も大きいのだと思う。
3万する生産中止の振動吸収機能を持ったカーボンハンドル/Lauf Smoothie Bar 440mm。
5000km以上、衝撃を和らげて頑張ってくれた。
自分の不注意から。
無念だ。
@1時間くらい前に、けっこう若い女性職員が来て事務室の鍵開けて(待合室は開いてた。左側のドアが。ハンドルで動転して閉まってる右側だけ開けようとしてた)open。
偶数日と奇数日でダイヤが違うって、なぜ?
陽が当たって、風で乾く外で、靴脱いで乾かしながら呆然と待つ。
30分前くらいにやっと来た。
西之表からだと3〜4千円、高速なんちゃらは7千円、やはり種子島〜屋久島は島間港からの太陽丸Ⅱが一番安い。
予約も無しでOK。ただし、町営の「けっこう丸」だけど。
同業者。お疲れ様です。
社会科見学かなあ。今日の帰りの便はないけど、どうすんだろ?
さっきの事務員さんが、ロープたぐって引っ掛ける力仕事を。
斜めに降りる。
10時45分、出航。
ほとんど客なし。
ハンドルショックで、ただ呆然と。
約1時間後。屋久島の宮之浦港、着。
しっかり固定してくれている。
車は一台だけ。
ちょうどお昼なので、Google様で検索して、地元の人御用達らしいここ(通り沿いから少しヒルクライムした中にあるので分かりにくい)でお昼。
飛魚唐揚げ定食、1300円。
飛んでる。
真ん中の骨以外は、みんな食べられます、ということで、当然、羽?も含めて完食。
美味しかった。
日本一周の札を見てくれたらしくて、塩分足りなければどうぞ、と、お塩の瓶を持ってきてくれた。
わたくしは素材の薄味で大丈夫な人間だけど、そのお塩が粒が大きくて旨そうで、ご飯にかけたら美味い。
お代わりOKということで、二杯目いただく。
一丸くんが一番美味いという焼酎「三岳」(みんな常連さんのkeepボトル)が、すぐ脇に。
五岳ってのがあって、そんなのもあるんだ、と思ったら、マジックで書いてあるだけ。
さて、天気予報では、降水量日本一の屋久島で、雨が降らない予報は本日だけ。
参考にしているツールど気ままにのノブさん(本当に、彼のマメさと頑張りには頭が下がる)のように、屋久島一周100kmくらいやりたいとこだけど、全くそんなテンションなし。
次にやったことは、、、
生活家事。
だって、あまりに5本指Vibramと、スペシャbikeシューズが臭い。
日本異臭初の、コインランドリー。
こんな便利なのがあるんだ。
シューズ洗濯機があるのに後から気づいたけど、シューズも日常着も普通の洗濯機300円に放り込んで。
衣類はガス乾燥ってやつを。
未完レポートや本日レポートしながら待つ。
いやあ、スッキリ。
クセになりそう。
屋久島にも、小学校とかあるんだ(当たり前)。
屋久島高校も、活き活きしてた。
せめて10kmくらいサイクリングしてみようと、時計回りで。
桜島?
佐多岬?
あれは、種子島。
↓わからん。そういうのでは、イカン。
16時前、本日の宿、ゲストハウス(民宿)89さん(booking.comでは「Yakushima Park Guesthouse」)、着。
楚々とした一軒家だった。
個室。
オーナーは、狭いですよ、というけど、十分ステキなのだ。
洗濯無料。
個室の中に、十分なハンガーと洗濯物干し。
分かってる。客が何を必要としてるか。
昨日はハズレだったけど、本日は、アタリ。
すまない、と謝りながら、ざっと拭いて、Fギア板の歯を拭いて、チェーンにハードオイル差して。
Rブレーキパッド、そろそろ交換か。
本日の客はわたくし一人っぽい。
白髪白髭のオーナーとお話し。
今まで来た日本一周ライダーの中では最高齢だと。
埼玉の越生の話をしたら、なんと、坂戸に以前住もうとしてたと。
そこ、わたくしの勤務地でした!と。
三岳で漬けた梅酒。
Aコープまで1kmくらい。
三岳以外にも、屋久島限定!って謳ってる芋焼酎がいっぱいあるので、オーナーにTELして訊くと、売ろうとしてるだけで、三岳酒造の三岳一択でいいのだと。
鹿児島に住んでた一丸くんが言ってたのとおんなじだ。
小さいのはないので、余ったらオーナーに呑んでもらおうと、900ml瓶購入で。
生鮮食品は、屋久島産か少なくとも鹿児島産であることを確認して、購入。
しめじも鹿児島産。
肉は、栄養価重視で牛でなく豚で。
なんと、この玄米、freeで炊いていいと。
明日のお昼のお弁当分も炊く。
ただ、オーナー曰く、明日の天気は明日にならないと分からないのが屋久島だと。
また、縄文杉は、一度見ればもういいけど、もののけ姫の舞台ヒントとなった「白谷雲水峡」は、何度も行きたいところだと。
明日は、そこに行きたい。
真面目に自炊。
真面目なゲストハウス、最高。
何でもある。
地元産のこの醤油も、何気に美味しい。
味噌汁買い忘れた!と思ったら、フリーであったりする。
これは、まがいものだったかな。
三岳ってのがあるのではなく、屋久島の急峻な三つの岳のことの総称らしい。
現在地。
@先日、大分で取材受けた女性カメラマンさんから。
6/23の「大分合同新聞 GX しおり」に載るらしい。
わたくしなどを、素材に選んでいただいて、光栄です。
64.4km/実走2時間23分/獲得標高604m