2022年6月30日
@6時間半くらいの睡眠。
少しキツい。
すぐに汗かいたBAKUNEとタオル洗濯して干して、天気がいいので布団も干して(外に布団も干せるようにパイプが組んである)、朝のエサ。
8時過ぎ、オーナーが来てくださって、いろいろお話し。
机の上にこんなにパンフを広げていろいろ教えてくれた。
この長崎愛。このホスピタリティ。ここに来てよかった。
50代の頃にこの貸していた家屋が空いたので、何かしないと、と思ってて、娘さんがコンサートなどで長崎に来ると、追っかけの方が色々な場所に泊まってて、安く宿を提供できれば、尊敬する日本一周ライダー応援ゲストハウスをやっている方を知って、というのが動機だと。
10年かけてコツコツ自分でリフォームして、去年ここを始めたのだと。
何と、娘さんは芸能デビューの歌手だと。
@本日のメインは、軍艦島ツアー。
長崎港ターミナル13時発なので、12時半に着けばいい。
結局、オーナーに車で色々、長崎市内を案内していただけることに!
9時過ぎ、出動。
まずは、長崎平和祈念像。
ああ、千羽鶴だ。
相方のためにも、しっかり安全に元気で、一周達成しないと。
ここも原爆ドームと同じく、そこにただ、あるだけだった。
カトリック長崎大司教区/浦上天主堂
山王神社/一本柱鳥居
原爆の爆風で飛ばされたまま、一本で立ち続けている。
長崎市は、結局、湾を底にすり鉢状になっていて、大袈裟にいうとホントに坂しかない街の構造らしい。
斜度がphotoでは伝わらないのが残念。
自転車に乗っている人を一人も見ない。
道もゲキ狭。
長崎では、車は軽が一番いいと。納得。
山の斜面に、こんな感じで。
いやはや。
上の方は、空き家の数がすごいのだという。
上にはコンビニもスーパーも医院もなく、歳をとって免許返納して車を運転できなくなったら下に降りてくるしかないと。
また、若者の郷里離れも、長崎市が日本一なのだとか。
ごちゃごちゃして狭い中に異文化ほか観光場所もたくさんあって、景観も素晴らしく、住むと楽しいだろうななんてお気楽に思ったけど、いざ坂の上に住むとなると、厳しいんだな。
長崎は、観光で食ってるのだと。
日本最古の石造りアーチ橋
さだまさしが出してる喫茶店?前を通ったり、福山雅治おすすめのラーメン屋のそばを通ったり。
坂本龍馬がつけた刀傷があるという遊郭。
斜度20%はあるだろう、オランダ坂。
そしてここは、自転車で下ること禁止(本当に捕まるらしい)という、斜度25%はあるだろう激坂。
photoで伝わらないのが残念。
バンザイ清涼飲料工場跡
グラバー邸への激坂。
お金払わないとなので、入らんかった。
その脇の、、、
ここはもっとお高いので、入らんかった。
ここも、世界遺産の一部。
グラバー邸入り口。
狭いスペースだけど、中華街。
そして、唐人屋敷通り。
長崎は、オランダ人と共に、中国人(唐人)も地区を決めて住んでいた異文化地区。
平日の10時台。
全ての場所が、静かだった。
中国人の銭湯?
シャッターに、高校美術部とかが描いてた。
海運の女神「天后聖母」
ここは、何気に保育園の敷地と繋がってたり。
11時になったので、中華街に戻って、オーナーお勧めのお店へ。
大きな店なんだけど、もう客が入っていて。
普通のちゃんぽん、1300円。
優しい豚骨味。スープまで全部いただいた。
ガス代使って時間使って案内して下さって、せめて昼くらい奢らせて下さいと。
驚いたのは、11時半過ぎにお店を出る頃には、何十とある席が満席に!
オーナーに長崎港ターミナル前まで送っていただいて、早めにスタンバイ。
その前に、ブラックアウトの原因がiPhoneフィルムかもしれないとガラスのやつをバキバキ剥がしてしまっていたので(結果違った)、ソフトバンクショップや100均に寄ってiPhone pro MAX12用のを見つけて購入。
4社くらいある中の、「やまさ海運株式会社」のクルーズ、4000円+310円。
軍艦島の桟橋で波が50cmを1cmでも超えてたら、上陸不可で、外周クルーズのみになるとのこと。その場合は上陸代310円は返却。だから、チケットは2枚。
後から知ったけど、この一週間、晴れてるけど波が基準を上回り、一度も上陸してないらしい。
12時半ごろ、並んで待つ。
40分、乗船開始。2Fの開放席に座る。
そのあと、修学旅行の中学生が数十人。
フェリーターミナル。
ネットケーブルを設置するための特別船らしい。
女神大橋
神の島
巨大な造船ドック
伊王島
見えてきた。
軍艦島/正式名、端島
やはり、実物の迫力は、すごい。
1000人いたという小中学校。
上陸できた。
上の建物は、給水塔だと。
見晴らしのいいところは、幹部の鉄筋アパート、というか、マンション。
巨大な炭鉱施設。
特殊な漆喰で固めた堤防跡
日本初の鉄筋コンクリート住宅群。
奥の風通しの悪い塔は、下っぱ家族の棟。
人口密度は当時の東京都の9倍。
島のプール跡。
約40分、ガイドさんの説明聞きながら集団で周りを見て歩き、
流石に、TV特集などで入ってる建物内とかは特別許可の取材時のみのようで、あとは島周りを周遊。
ここからのアングルが、軍艦「土佐」に似ているので、通称軍艦島になったと。
どれがグラバー邸だ?
世界遺産の一つという「そろばんドック」
15時半、帰還。
帰りの船ではかなり眠くなって、少し気絶。
さて、12時前に食べたので、小腹がすいた。
まだ、名物らしいミルクセーキ食べてない。
港沿いのカフェとかをウロウロするけどほとんど時間帯が悪くて開いておらず、諦めて少し歩いたとこにある「出島」へ。
わざと透明な蓋して、ここがお堀だったことを示してる。
どうも裏側だったようで、入口無し。
と、ミルクセーキではないけど、そんで高そうだけど、どう見たってこだわってるパフェ屋さんが。
誰も客はいないけど、入る。
1300円+コーヒー400円。
贅沢なおやつだった。
さて、ぐるっと回って正面から入れるよう。
でも、もう16時半前、夜には夜景を見に連れて行ってくださる予定だし、これ以上遅くなっても、と、中(有料)に入るのは諦める。
都電(市電か)乗り場へ向かうと、途中で天下の文明堂の本舗が。
食べたばかりだけど、110円+税のを一個だけ買った。
5分おきくらいに来る市電は、完全に市民の大事な足のようで、車内は混んでた。
降りて、スーパーで買い出しして帰還。
中学の頃、夢中で買って読んだ漫画が。
昨日調理し忘れたキャベツと、新鮮なゴーヤと豚肉を全部炒めて蒸し焼きに。
自由にどうぞというカップラーメンいただいちゃった。
当然、撮ってないけどビールに酎ハイも。
さて、20時過ぎ、オーナーが車で来てくれる。
そこから、稲佐山公園にある、展望台へ。
ライトアップされた電波塔。
「日本新三大夜景/新しい1位は北九州市(福岡県)、根強い人気の札幌市(北海道)、港を取り囲む夜景が魅力!長崎市(長崎県)」
「令和3年11月19日に開催された「世界夜景サミット in 長崎」において、長崎市がモナコ・上海とともに世界を代表する夜景都市として、『世界新三大夜景』都市に再認定されました。長崎市は、平成24年10月に認定されて以来、2度目の認定になります。
選定概要
『世界夜景サミットin長崎』の主催者でもあり、海外でも幅広く活動し、日本最大のネットワークを誇る一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローの会員『夜景観光士』、約6,000人による厳選な審査、投票により選出されました。」
ということで。
いやはや。広さを誇るのでなく、まさに坂だらけの立体的な長崎ならではの夜景。
ここのところ霞んでいたのでよく見えてなかったらしいが、本日は、当たり。
一度も見えなかった富士山、など、日本一周中の恵まれなかった運が、少しずつ上向いてる?
こういう画像は、精選して数枚にしないと食傷気味になるのだろうけど、無理。
弱虫ペダルバージョン!
オーナーは、7年に一度!の「長崎くんち」の担ぎ手を任されるくらいの人で、ウェイトトレーニングもされるので、いろいろと怪我とかの話で盛り上がる?
↑長崎伝統芸能振興会HPより
戻って、少し呑みながら(わたくし失礼ながらレポートやっつけながら)いろいろお話伺えた。
いやあ、連泊して、たった1日だけど、長崎を堪能した、充実した1日だった。
オーナー、ありがとうございました。