2022年7月22日
@また例によって寝つきは左足首に意識がいって火照って、1時間以上寝られず。
朝も寝たり起きたりで。
最後の餌。
病院食もこれで最後と思うと感慨深い。
本日お仕事服(bikeジャージ)を11日ぶりに着る。
姿勢や撮り方もあると思うけど、bikeパンツがスカスカぢゃ。
筋肉付けるのはコツコツだけど、落ちるのは10倍のスピードで落ちる。
でも、シロクママスターのことを思えば。
白血病で口内の筋肉まで取ってしまって、流動食しか食べられなくなって、それもできなくなってとうとう胃ろう処置。
もうずっと口から物が食べられない。
そして間も無く逝ってしまわれた。
もうそれは地獄すぎて、自分は恵まれすぎていて、マスターの想いが少しでもわかる気がするなんていえない。
とても二重化しきれない。
その地獄に思いを馳せると、本当に文字通りこんなのはかすり傷程度だなと思う。
毎日見続けた眺望
このジャージを着て、また再出発だな。
9時半過ぎ、事務の方が来て、請求書。
同室のおじいちゃんとナースステーションにご挨拶して、1Fでカードで支払って、11日ぶりに外へ。
蝉がウワンウワン鳴いてる。
娑婆は、あっついのね。
駐車場で、前輪つけて泥除けつけて荷物整理してetc。
アスファルトの照り返しがすごくて、これだけで汗だく。
12日ぶりのCozma号。
10時50分すぎ、ヨタヨタと走り出し。
本日は近くのゲストハウスに予約してあるけど、メインは15kmほど離れた、T澤先輩から行ってくださいとメールいただいた太宰府天満宮にした。
全国の天満宮の総本山らしい。
市街地の幹線をゆくしかなく、慎重に、ただ25kmくらいで流して。そもそも、信号のストップ&ゴーで飛ばしてもおんなじ。
左足首から下が、焼けるように熱い。大丈夫かなあ。
コンビニで氷と水とシュークリームと飲み物補給。
12時、参道の端、太宰府駅のところに着いた。
歩道となってるので、bike押して歩いてく。
一番奥の鳥居の脇にCozma号を停めて、天満宮へ。
「天神さま(菅原道真公)をお祀りする全国約12,000社の総本宮と称えられ、学問・至誠・厄除けの神様」らしい。
写してないけど、さすが学問の神様だけあって、高校の修学旅行生らしき一行や、自主参拝?の制服ギャル達がいっぱいいた。
ボトルの氷水を左足首にかけて、中へ。
大くす
夫婦くす
福岡県太宰府市①
いつもなら奥に進んで階段ずっと登って行くところだけど、今日はやめといた。
たくさんある茶店の一つに入って、甘茶セット500円。
有名らしい梅ヶ枝餅ってのが一つ付いてきた。
ただ来て、本殿拝んで出ただけ、みたいな。
13時20分過ぎ、戻って自転車屋「正屋」さんでガタのあるっぽいヘッド見てもらおうと。
福岡県太宰府市②
その前に、意地でも博多ラーメン。
バイパス沿いにある「博多ラーメン専門店/幸ちゃんラーメン」の支店へ。
温玉ラーメン、カタ。
埼玉の地元でも、真面目に博多ラーメンやってるとこはそれなりに美味くて、博多で食べても正直なんの感動もなかったのだ。
もっと中心街に突っ込んで色々調べた有名店に入って食べても、多分おんなじ感想だったと思う。
夜、意地でも食って出たろか、と思ってたモツ鍋もどうするかなあ。
新鮮なサラダとかしつこくないものをしっかり食べたい、が今の本音だ。
正屋さんへ。
結局は、緩んでいた。
ただ、引き上げのトップボルトが緩んでたのでなく、その中のアンカーが緩んで上に上がっていたと。
だからアンカーボルト緩めてアンカー自体を下に下げて、しっかり引き上げボルトがテンションかかるようにした、と。
なるほど。
土台そのものが、多分振動の繰り返しで、緩む事があるんだな。
500円でやってくれた。
チェックインまで1時間あるので、隣のカフェで、100%グレープフルーツと、追加でジンジャエール飲みながら、写真整理。
ここ、正屋さんは、何とオリジナルIPAまで出しているオサレさ。
16時20分、本日のゲストハウス、ホステルTOKIさん着。Googleマップ評価は4.7と高いとこ。
誰もいなくて、ネット上でオートチェックイン。
ドミトリー。お隣は出かけてるけど居るようだ。
ここは、bikeは外の柱に停めてくれと。
入れてと頼もうと思ったけど、確かに狭く、厳しいかな。
輪行袋かけて配管にロックして、このあと、前輪にもホイールカバーして、アラームかける。
シャワー浴びて、アイシング。足首の曲がるとこが、結構腫れて硬くなった。悪化する感覚は無いので、大丈夫と信じるしか無い。
洗濯物放り込んで(300円)、ママチャリ借りて(1時間以内は無料)、調べたドラッグストアに向かったら、すぐそばにスーパーもドラッグストアもあった。
モツ鍋、どうでもいいかなと思ったけど、調べて元祖的な支店に19時カウンター予約して、行ってみる。
2kmくらい離れた、バリバリの繁華街の一角の、二階の小さな店。
後ろは座敷。
コロナ的には最悪だな。
満足コース税込み2409円なり。
正屋の店員さんにも聞いてみたけど、博多人だからといって、週何回もわざわざモツ鍋食べにいったりしないと。たまぁに客が来た時に行くくらいと。そんなもんだよな。
観光客向けなのかな。
3人のあんちゃんだけで回してる感じ。
切って盛ってるのは、話しかけてみたら、日本語はまだ曖昧な中国の子だった。
酢モツ
豆腐インストール
〆のチャンポン。
博多とんこつラーメンは食べたことあったけど、モツ鍋の本格は初めてだったので食べてみたけど、もういいかな。
食べたくなったらこの値段出せば自分で5人前は作れる。
やっぱりこういう「イベント」は、相方や仲間と一緒じゃないと、つまらない。
もう、博多は自分的には十分堪能した。
ゲストハウスの前を通る、山笠。(あれだけマスクせずに気合い入れて町中、一日、発声してたら、そりゃあコロナは埼玉越えるだろ)
1日に何度も鳴り響く救急車のサイレン。(病院に入院する前のゲストハウスの時からそうだったのが印象的)
博多のとある病院の看護婦さん達。(〇〇じゃけん、とかの言い方が全く違和感なくなった)
33.4km/実走1時間34分/獲得標高70m