2022年8月28日
@枕はそばがらパンパンで硬く、寝床も和室になぜか簡易ベッド設置で、硬い。
。。。だから、よく眠れた。
柔らかすぎると、かえって疲れて眠れない。
朝の餌は、、、何だっけ?
食パン6枚に安物ブルーベリージャムを塗って半分食べ、半分は補給食。
あとは牛乳、野菜ジュース、ミニトマトの残り、、、だったような。
荷物整理して、持ち歩いてる飴がベタベタするのでアルコールペーパーで拭いて。
九州より前で一周中に頂いたものなので、捨てられない。いざという時の補給食。
8時20分出動。
江差の良さを、さらっと舐めた程度のような気がする。
本日は、同じ道だけど番号変わって227号を北上。
同じくひたすら左に海を見ながら。
日本一小さな道の駅らしい、道の駅/江差
乙部町に入る。
北海道爾志郡乙部町(おとべちょう)
9時、トンネル先が土砂崩れで通行止め。
迂回のヒルクライム。
一本トンネル通れないだけで、コレだけクネクネ迂回。トンネルって、有難い。
9時半、道の駅/ルート229元和台で小休止。あれ?227でなくて229だ。
本日も、途中に小さな港町は現れても、セイコマはおろか自販機すらないことが多い。
食パン一斤買って半分であらかじめ補給食作成は、いいかもしれない。
本日も、北海道の「the日本海」を満喫だ。
こんな碑があった。
北海道二海郡八雲町(やくもちょう)旧熊石町(くまいしちょう)
11時ごろ、晴れてきた。
そうしたら?かどうか、場所なのか、とにかく、海の色が違うのだ。
久遠郡せたな町にいつの間にか入っていて、日本一周連中が必ず?撮っていたので知っていた奇岩に到着。
確かに。
ご家族に声かけられたけど、北海道の旦那は埼玉に住んだことがあるそうで、「おごせ」まちの漢字「越生」町を答えたのでびっくり。
そういえば、北海道は、ほとんどサイクリストは見ないけど、motor bikeの旅ライダーは多い。
何人かは、追い抜きざま、日本一周の看板を見つけてか、手を上げてくれる。
どの角度から見ると、タヌキなんだろ?
野生の鵜?が、何匹も留まっていた。ワイルドだ。
道の駅・てっくいランド大成は、アイスや土産物が少しあるだけ。出ようとしたら、雨が。
雨宿り。
@12時すぎ、229号から海沿いの道道470号(「県」道でなく、「道」道になるんだなあ)に分かれてすぐ、セイコマートあらわる。
食パン補給だけだろうなあと思ってたけど、念の為、ホットシェフの豚丼+温玉で昼餌に。
店の横裏で食べてたその裏側に、放置の車。
海沿いの車の錆は、早い。
北海道久遠郡せたな町 旧大成町(たいせいちょう)
一日中、北海道のワイルドで美しい日本海を満喫できた。
埼玉県人には、至福の時間。
@さて、13時。
函館のゲストハウスのオーナーが言ってた、気合い入れないと参拝不可能な神社、太田山神社本殿の入口に着。
本日のメインイベントだ。
Cozma号、心配だけど、二重ロック+アラーム。待ってて。
流石にここからは、能登半島でTakeさんにいただいた熊鈴をつけた。
ここらは、マムシも、ヒグマも当然住んでるらしい。
ここは、北海道の神社最西端で、日本一危険な神社とも言われているらしい。
写真では伝わりづらいけど、45度を超えるところもある石段。
そもそも、アプローチの石段からして、もうロープが垂れてる。
先に登っていたmotor bikeライダーを追い抜いたけど、体格良さげでかなりキツそう。
上からは、2人降りてきた。
油断するとズリ落ちる。
結構、老朽化して錆びたり穴が開いたり支柱がぐらついてたり。
10mくらいと短いけど、垂直な鎖場。
ここだけは、命懸け。
振り返ると、もう絶景。
汗だくのサングラスすら邪魔になって、下に置いて。
登り切った。
まあ、本格登山をやられる方たちからすれば、お笑いレベルだろうけど。
後日、車中泊や車DIYでフォローしていたこの方が、ここへの行脚をドローン使って(同行撮影者の画と編集が素晴らしい)YouTubeに上げてらして、実に臨場感があって素晴らしいのでリンク貼らせていただきます。
岩穴の中に、本堂。
よくここまで木材を荷上げしたなあ。
この一周中、全くお賽銭などしたことないわたくしも、流石に5円ご奉納。
座って、絶景見ながら、ご褒美に残りのジャム挟んだ食パンと、ルイボスティーを。
昨日の大雨で、地面はかなりスリッピー。
こんなところで怪我でもしたら大変なので、慎重に降りる。
下りこそ、ロープが必要だった。
むしろロープを使って後ろ向きに降りると一歩一歩が大きく取れて効率的なのを発見。
100kgはあるだろうという彼は、途中で断念して降りていた。
挫折感強いだろうなあ。
何と東京から日本一周中だった。
今日登り切ったら食べる予定だったというこれを、差し入れてくれた。
@あとは22kmくらい先の宿まで向かうのみ。
途中、すごく長いトンネルを通った。
太田トンネルで、3360mあるらしい。
道道では1番長いらしいけど、通過中に追い抜かれたのは2台、対向車1台だけだった。
これも写真では伝わりいくいけど、風が出て(海側からの横風、ラストの方は40kmで巡航できるくらいの追い風!)、波がそれなりに高く、道沿いは霧がかかったように海水の飛沫が舞って白くなってる。
ここもまさに、「the日本海」だった。
その飛沫を浴びながら(Cozma号にはよくない、、)、自然を味わいながら進む。
街に入る前に、道端に突然小さな店があったので、キャラメルソフト(ミルク売り切れ!)。
店主のおっちゃんとお話。
16時、せたな町の新矢旅館さん着。
ここは、普通に素泊まりで予約しようとしたら、ご主人が「ご提案があります」。
何と10000円二食付きで予約すると、町が予算つけた「せたな割」がきいて7000円引きになると!
楽しみにしてきた。
部屋に小さいけど冷蔵庫もある。
すぐに風呂を入れてくれてた。
廊下にも冷蔵庫。
洗濯100円。
@ほぼ新品で日本一周に出たのに、穴があいてきた。そんなに歩いたっけかな?
タイヤ補修用に買った靴底補修剤で。
もしかしたらお酒持ち込み禁止なら悲しいなあと、旅館に入る前にビール一本だけ買って、到着してすぐ飲んでたんだけど、素泊まりもある旅館で冷蔵庫は部屋にも廊下にも!あって、何なら夕食時に食堂に持ち込んでもいいですよ〜という太っ腹な女将さん。
またおんなじセコマに買い出しに。
北海道久遠郡せたな町・旧瀬棚郡北檜山町(きたひやまちょう)
お、和太鼓集団も出るコンサートがちょうど夕食の時間から!
本日の出発地点、江差の追分のコンテストポスターも。
何というコントラストの雲!
日曜日だからか、コンビニと食品店一軒以外、ほとんど開いて無かった。
とあるお店のシャッター。
和太鼓、盛んなのかな?
お高いアピデュラのフロントバック、接着部分が剥がれてきた。
これでは雨が降ったらシミシミ。
これも、靴補修剤でやってみる。
@本日の夕食。何てったって、10000円分のサービス。
鴨肉、鮑、鯨の刺身、、、あと、忘れた!
これを出されると、やっぱり日本酒を合わせたくなるので、割高でもお金落とそうと、頼む。
地元の酒があるということだったけど、切らしていて、兵庫の酒とか。
う〜ん、それならいいや、と言ったら、女将さん、ひとっ走り買いに行ってくれた。
まさに、ここの米を使った酒。
でもよく見たら、作ってるのは岩手県だった。
食事前のビール500mlとピーナッツが効いたのか、なんか、ものすごくお腹いっぱいになった。
横になって休む。
でも350mの酎ハイとビール買ってきちゃってたから、お風呂も一度入って少しでも汗かいて、意地でも飲んだった。
92.5km/実走3時間56分/獲得標高503m