2022年9月13日
@なんとか7時間半は寝た。
本日は、一気に根室までの140km弱。
朝の羅臼の海。
昨日、父子で川崎から釣りに来ていたお客さんの車は、キャンピングカーか!
狭いし、安い民宿や2食付きのゲストハウスとかに泊まる方が、準備や後始末もしなくていいし。快適なんだろ。
高くつくけど体調管理のためにLG21とR1ヨーグルトを買って、朝イチでインストール。
昨日やり残したレポートをやっつける。
7時半、朝ご飯。
狭い食堂で、みんなで家族のように食べる。
お代わり3杯した。これが、わたくしを動かすガソリン。
4時ごろ起きて出て行った同室の栃木のおっさんは、朝イチで16日目にしてやっと4匹目のマスを釣り上げて、ご満悦。
かなり前にここに来た年は、計26匹釣ったらしいが、最近はサケ・マスの遡上も少ないらしい。
オーナーがサクッと捌いて持ち帰れるようにしていた。慣れたもんだ。
そういえば、オーナーはトライアスロンをやるけど、南の端、宮古島のトライアスロンのみで、毎年、最北端の出場者だという。
食事終えると、2輪車組(わたくしと、同室のハーレー乗りとZ乗り)がそそくさと準備して出動。
8時20分、出動。
羅臼の海岸線沿いを南下。
今日も、緩いアップダウンが延々続いたり、ときにフラットがあったり、の感じ。
シェルター3連チャン。
何箇所か見た。この仕掛けはなんだろう?フェンスなのか、漁の仕掛けなのか。
標津(しべつ)町の道。
何十kmも、道しかない。
来し方を振り返る。羅臼岳とか知床岳とかかな。
北海道標津郡標津町
緩いアップダウンが延々と続く。
見事な蕎麦畑
11時過ぎ、別海町に入る。
野付郡別海町/尾岱沼地区
向こうにうっすらと見えているのは、野付半島。
サイクリストやライダーは、ただ行って戻って来るだけの、地図上ではまるで弧を描いて線のように伸びているだけの半島。
スルーしたけど、どんな風景なんだろ?
昨日同部屋だった本庄のライダーは、ここに行ってみると言っていた。
食用の馬、かな?
やっと出てきた別海町の道の駅/おだいとう(尾岱沼)、パンくらいは売ってるだろ、と思ったら、店はシャッター、トイレしか開いてなかった。
やる気あんのか?別海町。
朝、セコマで仕入れていたアンパンとミルクコーヒー、補給。
244号線を、ただひたすら行く。
5分に一回くらい、車に会うという感じ。
気合の入った巨大エビ。
道を外れて内陸の街中に入って行けば何かあるのかもだけど、海沿いの道は、自販機も数十km無い。
13時前、ただ一軒、小さなスーパーが。
食品、長靴やロープ、日用品まで。
まさにこの街のライフラインか?
別海町の牛乳。
良質なタンパク補給したかったので、サンマのオリーブオイル漬けを。
ああ、レンジもポッドも、ゴミ箱もある。
北海道に来てから、北部行くほど道の駅はおろか、自販機やセコマですらコロナ対策とやらでゴミ箱封鎖。
せめて自分で販売したならリサイクル可能なペットボトルや缶の回収BOX置けよ!と思うんだけど。
どうぞここで休んでください、と。
ああ、ありがたい。
まさに、ライフマート。オアシスに思えた。
@そういえば、本日はこの前に寄ったセコマと、このスーパーで、「左右独立クランクで」の文言に食い付く方、2名いた。
こんな見事な校舎で、廃校の中学校だという。
小学校も。
特に再利用もされていないようだ。
キタキツネさんが、道をのんびり歩いてて、photo撮ろうとモタモタしている間に気づかれて逃げられた。
向こうのほうに、確かに湖は見えるのだけど、、、ほとんど見えないではないの。
ただひたすら。
また数十km、道しかない。
ひたすら向かい風に耐えてゆく。
ヤウシュベツ川
また、ただひたすらに。
これも、食用の馬さんかな。
!
牧草地に1匹だけ、どう見ても鶴。
14時15分、根室市in。でも左右は広大な湿原だった。
国道244号が、243号に変わり、パイロット国道2号と表示されるようになってすぐ、左折して新酪道路、だったか、ともかく酪農地の間の酪農道に入る。
その隙間からまた見えたので、引き返す。
やはりどうみても、鶴。
そして、後ろにいるのは牛ではなく、馬でもなく、どうもエゾジカの群れのようだ。
このあと寄った道の駅/スワン44ねむろで確認したら、これはタンチョウヅルですと。
この時期にはこの辺りによくいるのだとか。
根室のこの地も、広大な酪農地区だった。
時折巨大な酪農関係のトラクターや運搬車が通る。
できるだけ邪魔しないように走る。
北海道に入ってから多いのが、多くの荷物を掲載した旅motor riderたち。
彼らは、追い抜きざまわたくしの看板を見るのか、3台に1台は、手をあげて挨拶してくれる。
時には向かってくるライダーも。
もうほとんど自転車旅の人はすれ違うことはない9月、これは励まされるのだ。
この辺りからやっと、追い風基調に。
15時半、道の駅/スワン44ねむろ。
閑散とはしていたけど、売店の方は開いていたので、ソフトのロング400円を。
普通の味だったけど、偉いのはコーンの一番下までアイスが詰まってたこと。
緩めのアップダウンをいくつもこなすと、根室市街に入る橋が見えてきた。温根沼(おんねとう)大橋というらしい。
国後島の方に、また天使の梯子が。
北海道根室市
16時半過ぎ、本日の宿「ゲストハウスTOMAYA」さん着。
素泊まり2700円。年配の男性オーナーが、丁寧に説明。
キッチンも開放していて、一軒家で狭いけど、清潔で何でもある。
流石に相棒を入れて置くスペースはなさそうで、目立たぬ裏に、ブルーシート出してくれた。
同室の若いイケイケ風長髪のライダーは、茨城の土浦ナンバー。
なんと、5月に出て、日本一周?放浪?中だと。
これから南下して九州方面へ行くと。一年はかけるという。
近くのコンビニ?スーパーがすごかった。
また思わず色々買ってしまう。
いただきます。
次々にオートバイやお仕事のお客さんが来て、個室も2人部屋ドミトリーも全部埋まったみたいで。
137.1km/実走5時間49分/獲得標767m