Cozma号改、組み直しその3
さて、ホイール、贅沢にカンパ・シャマルカーボン(10-28T)とスペシャ・ROVAL(11-34T)をコース勾配によって使い回してみたけど、スプロケット歯の大きさが思った以上に違って、チェーンテンションがうまく合わない。
34Tに合わせてチェーンコマ数を決めたけど、ホイール交換の度にチェーンを切って詰めたり伸ばしたりするのも面倒。というか絶対やらない。
テンションボルトでゲージの位置を前後させるのにも限界があるよう。
解決法としては邪道?だろうけど、「ビッグプーリー」ってやつを導入することにした。
下のテンションプーリーがデカくなる分、MAX34Tの時は少しキツキツになり、28Tの時は前よりテンションアップして、ちょうど良くなるんぢゃね?、、、という。
ただ単にコレを言い訳に、一度試したかったビッグプーリーを無理クリ買ったとも言える。
日本一周して毎日ギアチェンジして継続して走って、実感した事。
同じギア比でもインナートップとアウターローでは圧倒的にアウターローの方が軽く回しやすいこと。
以前はアウターのテコの原理だとばかり思っていたけど、どうも感覚的にはプーリーのところでチェーンがS字に曲がれば曲がるほど、抵抗が増える。
逆言うと、プーリーゲージが前に引っ張られてシングルギアのピストのチェーンみたいになるほど、抵抗がなくなる感じ。
なるほど、ビッグプーリーってのが流行るわけだ、と。
(もっとも、シングルのピストでチェーン張りすぎても、重くなるという)
でも、、、高い。priceが。
これ一択と言われているセラミックスピードさんのなんか、10万からだあ?
bike完成車が買える。
諭吉よ、「舞い上がれ」
あ、もう渋沢栄一氏か。
。。。。。。。
カーボン素材のゲージが一般的だけど、ゲージが大きくなる分、大抵は変速性能は落ちるものらしい。
シビアな12速では尚更。
ビッグプーリーは変速性能が落ちるから懐疑的だったというアメリカのハブメーカー、KOGELが、独自のアルミ削り出しゲージを開発してあえて世に出したというこのブツにした。
KOGEL・KOLOSSOS oversized derailleur cage
SHIMANO用は日本でも入手可能なようだけど、探したときSRAM用は本国アメリカのサイトでも見つけられず、ドイツのサイトで見つけて輸入できそうだったのでポチッと。
ドイツからの送料だけで4275円、関税3000円。
それでも、それらの額込みで、この円安でも、日本入手(SRAM用はなかったのでSHIMANO用比)より26%は安く入手できた。
19Tでなくて14Tになるけど、プーリーだけ交換のバージョンもある。コレもSHIMANO用は日本で入手可能なよう。
それにしても何という贅沢パーツ。
復職するまでは、もう毎日お金が出ていくばかり。
新品未使用のSRAM REDセットも、
数回使用のGarminパワー計測SPDペダルも、
さらには様々なカスタマイズしてお気に入りの1台になったけどほとんど乗ってあげてないmotor bike「YAMAHA MT-07」号も、
オークションや知り合い売却して、当座のお金は作ったけど、、、
まんま自転車操業だな。
もうbikeでの浪費はコレで最後にしようと思うのであった。
SRAM REDリアディレーラーでの交換作業をYouTubeでアップしてくれていたので、ありがたくこれをストップ&ゴーしながら作業した。
付属のSRAMプーリー外し工具。
ガイドプーリー(上側。↓では左側)奥のスプリングをはめ込むところが難しく、なんとかマジックで目印を付け直して、何度もやり直して、やっとしっかりはまった。
動画でも舐めやすいとは言っていたが、デリケートで、4箇所のうちのここ↓の2mmアーレンキーを舐めてしまった。
なんとか出来た。
Cozma号改、完成!