GIANT ESCAPE R3
さて、出来上がったので相方に引き渡そうとしたら、なんと32C→38Cにサイズアップしたので後輪が干渉してうまく回らない。
フレームとは左右も縦もクリアランスはあったはずなんだけど、、、とよくみると、ゴッツくて後ろに出っ張ってるFD(フロントディレーラー)と干渉。
このシマノ/ハイパードライブシステムのフロント変速機の構造は、まあすごい。
ここまでしっかりとワイヤー回してフロントの変速板を並行にしっかり動かそうという。
こんなに後ろに出っ張ってたら、そりゃあ干渉するだろ。
もうこうなったら、シフトと変速機、クランクとかの駆動系も交換したれ!
変速機、クランク、チェーン外して、BBも。
中古で入手したこのCYCLUS TOOLS/シマノカートリッジBBアッセンブルツール
ギザギザにかます工具差し込んで、レンチで回すのは不安定でやりにくいのだけど、コレはBB軸にネジ込んで固定して一体化して回すので、やりやすい!
BBはFSA/鍛造クロモリ鋼軸の、結構いいBBだった。
チェーンリングもFSAだった。CK-300というモデルで、ギア歯は48-38-28。
クランク長は165mm。
錆びてはいるけどまだまだ歯は使えるなあ。
握って回す「グリップシフト」はシティサイクルでは好きなアイテムだったのだけど、レバーでカチカチやる「トリガーシフト」の方が上級者向け車種についてるのだな。
このGIANT ESCAPE R3第一世代 第二世代(台湾)は、FDはシマノ(日本)、RDとシフトはスラム(アメリカ)、クランクとBBはFSA(イタリア)と、メーカーがチャンポン。まあ作ってるのは中国だろうけど。
ここはやはり、SHIMANOの廉価版パーツ統一で。
廉価版と言っても一般的な表現で、SHIMANOパーツにはかなりの階級社会が存在する。
(2022年現在)
ざっくり、ロード用だと
Tourney→Claris→SORA→Tiagra→105→ULTEGRA→DURA-ACE
MTB用だと
Tourney→ALTUS→ACERA→ALIVIO→DEORE→SLX→DEORE XT→XTR
この下や中間にR(ロード)やM(MTB)の型番がつかない中間モデルもいくつもある。
さらに最近はグラベルモデルとかアーバンモデルとかトレッキングモデルとか。
型番でいうとロードトップのデュラエースはR9000番台、MTBトップのXTRはM9000番台。
今回、フロントディレーラーだけR2000番台のクラリス、レバーはM2000番台のアルタスを選択。
シフト・ブレーキレバー
SHIMANO/アルタスST-M310
3×8速/2フィンガーレバー
めんどくさいのでワイヤーセットも全部ついてるのにした。
SRAMグリップシフトはとにかく捻ってもワイヤーの抵抗が大きくて硬かったので、これでカチカチと快適にシフトできるだろう。(のちほど問題発生)
クランク
シマノ(SHIMANO) クランクセット FC-TY501
48×38×28/クランク長165mm
Tourneyクラスだと思われるけど、とにかくクランク長165mm以下というのがほとんどネット上には出回っていない。競技じゃないので5mmや1cmくらいクランク長くてもどうにでもなるのだろうけど、やはり160cmくらいの女性にはせめて165mmのをと探しまくったら、一個だけ店舗在庫ありますというとこを見つけた。
変速調整がシビアなので、ダブルがいいのだけど、やはり歯数28は欲しいので仕方なくトリプル選択。
BBとチェーン
シマノ/BB-UN300
シマノ/CN-HG40
よく出回っている汎用のスクエアテーパー軸BBと、8速用チェーン。
ここら辺の部品は、安くて耐久性があり、しっかり流通もしていて安心。
最近シマノBBはインドネシア産らしい。
BBサイズは68mmJIS、幅は測って122mmの。
チェーンのコマ数は真ん中なら大丈夫だろ、と116コマのを。
ちなみにスプロケット(シマノHG8速)とVブレーキは、まだまだ使えるのでそのまま流用。
フロントディレーラー
SHIMANO/Claris・FD-R2030-B
3×8速。2000番でなくて2030番ということは、もう4世代目?
→「フロント3速の型番が2030」だそうです。
型番最後のBは、ブラックということ。
とりあえず、組み付け。
グリップ
グリップシフトがついていたので、ハンドルのグリップにはかなり短いのがついていた。
安くていいのはないか探していたら、この方のサイトに行き当たる。
モノタロウ/エルゴグリップ
この、1000円しないで買えるグリップは、なかなか良い!