パワーの異なる2人でサイクリングを楽しむには
e-bikeを買うことにした。
。。。のだけど、よく分かってない。
少し調べてわかってきたことは、
●ガソリンタンクにあたるバッテリーの容量
●エンジン(あくまで補助だけど)にあたるモーターの実力
が先ずは大事だということ。
バッテリーの単位は、電圧(ボルトV)× 電流(アンペア/Ah)の電力量(ワットアワーWh)で比較するのがいいようだ。
モーターの単位については、トルクNmと、定格出力ワットWとがあって、??
定格出力は規制があって、日本では250wがMAXらしく、ほとんどの高性能ebikeはこの辺りらしい。だから回転させる力強さ(トルクNm)で比較するのがいいようだ。
↓のサイトが丁寧でわかりやすいかもしれない
しかし、最大トルク=最大出力ではなく、たとえ100Nmのモーターでも70Nmのモーターの方がそのコントロールユニットの出力設定の違いでトルクフルだったりするようなのである。
さらに、自転車の重さとも関わって、同じ出力でも重いMTBタイプはパワーウェイトレシオ(車重÷パワー)が大きくなるので不利になる。
やはりどうせ買うなら、予算の許す限りモーターの実力が高くて、バッテリー容量の大きいものがいい。
でも、大体その2つの実力に比例して値が上がるのだけど。
ママチャリのシートチューブとかにボコッとバッテリーがくっついているタイプはかっこ悪いので却下。
タイプはクロスバイクかMTBタイプがいい。
ロードレーサータイプだとシートチューブが高くて、乗降車の時とか考えると、安全上きついかな。
ざっと調べるならば、このサイトが便利↓
もう、ロードレーサータイプもMTBタイプも、高価なものはモーター無しのものとデザインは変わらないレベル。
ロード界の有名ブランドe-bike
TREK/ Domane SLR 9 ↓
カーボンフレームで通常のドマーネSLRと仕様が同じだと!
200万円! これは2023モデルらしい。
COLNAGO/E64 ↓
これもほぼほぼ当時カーボン最高峰のC64と変わらん。
モーターはリアハブ内で、もう全く外見からは分からない。
4年前で75万? むしろ安い、、、もう売り切れらしい。
LOOK/E765 ↓
Wilier/Cento 1 Hybrid ↓
もうキリがないのでストップ。
上記3つは2019年ごろ売り出して、今では考えられない90万以下の値段で売り出していたらしい。もう入手不可能? 今もし入手できたとしても200万以上だろう。
そして、ほとんどが日本の電動自転車基準を上回っていて、400wとか出るらしい。
原付免許が無いと乗れないはず。(あっても乗れない?)
日本では
・人力:電動力の比率が1:2、早い話がアシストは人力の2倍まで
・時速10km〜24kmに上がるにつれて、徐々にアシスト比率が小さくなること
・時速24km以上ではアシストが切れ0になる
が基準だという。(2023年現在)
2023年現在でも、スペシャライズドやキャノンデールとかトレックからは、日本基準のebikeが出ている。
モーターのブランドはスペシャやYAMAHAとか、自社ブランドのもいろいろあるようだけど、シェアとしては2023年現在、リアハブモーターでなくてミッド(BB)モーターでは、ドイツのボッシュと日本のシマノが大半らしい。
実際に検討したe-bike
corratec/E-POWER SHAPE PT500
eBike Technology of corratec-bikes.jp
サイクルポイントオーベストの店長で、まだ現役レーサーの西谷くん(現役時に何回かJCRCのレースや糸魚川ファストランとかでご一緒したことがある)のインスタをフォローしている。
https://www.instagram.com/nishitani.m
どうも最近は悠々自適の山梨ライフを満喫しているようだけど、インスタ見てたらどうも奥様用にebikeを買ったようで、それがコレだった。
あの西谷くんがチョイスするなら間違い無いだろう。
●クロスバイクタイプで、700Cホイール。
●お値段は税込約42万。
●バッテリー/500Wh
●モーター/ボッシュBOSCH ACTIVE LINE PLUS・最大トルク50Nm
●シマノのデュオーレ10速/フロント38T、リア11ー36T
●車重/19.5kg
コラテックという名前は聞いたことはあるけど、このドイツメーカーのbikeはほとんど知らなかった。
いぃbikeだと思うけど、リアのギア比が38÷36≒1.05で、相方には不安要素。
レースにも出ている西谷奥様クラスで、ベストチョイスなのかな、という気が。
あと、なかなか扱っているお店が見つからない。ハイキングの帰りに越生の黒山三滝の舗装坂を下って行ったら、このbikeで上がって行った方を見かけたけど。
YAMAHA/WABASH RT
WABASH RT - スポーツ電動自転車 | ヤマハ発動機
言わずと知れた、日本の電動自転車シェアNo.1のmotor bikeメーカー。
●ロードレーサータイプで、700Cホイール。
●お値段は税込約44万。
●バッテリー/36V×13.4Ah=482.4Wh
●モーター/YAMAHA PWseries ST・最大トルク日本未発表、EU用は70Nmらしい
●シマノのGRX 11速/フロント44T、リア11ー42T
●車重/Sサイズ21. 1kg
これもイイ。
ただ、コレもギア比は44÷42≒1.04
YAMAHA/CROSSCORE RC
●MTBタイプで、27.5インチ(650B)ホイール。
●お値段は税込約32万。
●バッテリー/36V×13.4Ah=482.4Wh
●モーター/YAMAHA PWseries ST・最大トルク日本未発表、EU用は70Nmらしい
●シマノのアルタス 9速/フロント44T、リア11ー36T
●車重/Sサイズ23.7kg
お値段は、せめてこのくらいで勘弁して欲しいのだけど。
でも、MTBタイプなのに、ギア比はロードタイプのWABASH RTより高くて44÷36≒1.2
TREK/Powerfly5
Powerfly 電動マウンテンバイク | Trek Bikes (JP)
アメリカブランド。
山梨のまるこば会長は、もうわたくしより先に、同じ考えで購入されて実践済み。
そのebikeがコレ。
さすが会長。このなんだかんだ60万オーバーのを奥様のために!
会長のお住まいは家を出たら坂しかない環境。このくらいのトルクがないとキツいだろう。
●MTBタイプで、XSとSサイズは27.5インチ(650B)ホイール。
●お値段は税込約60万。
●バッテリー/約37V×16.7Ah=625Wh
●モーター/BOSCH Performance CX・最大トルク85Nm!250W
●シマノのXT&デュオーレ12速/フロント36T、リア11ー51T
●クランク長/165mm
●車重/Mサイズ約23kg
これはイイ!
バッテリーも容量大きく、トルクなど圧巻の85Wh!
そしてリアには51歯がついてて、ギア比は36÷51≒0.7!
クランク長も165mm。
ネックはお値段だけか?
BESV/JF1
前出のTREKもYAMAHAもコラロッテも、もしかしたら車体製造は台湾か中国か。
このメーカーはbikeメーカーではなく、PCのキーボードなどでは世界No.1の台湾IT企業らしい。
デザインに主眼を置いているというだけあって、小径車e-bikeはカッコいいし↓、フレームカラーも相方の好きなホワイトがある。
ちなみに、相方の好みを最優先しようとはしたのだけど、そもそも自分のためにそんなお金は使わないで・よく分からないから何でもいいと言う。
だからわたくしが選ぶのだ!
(。。。結局、自分が所有したいだけかも)
↑ PS1
ちなみに、小径車e-bikeもいろいろ選択肢はあるけど、街乗りや車載が主眼ではなくて郊外サイクリングなので、巡行性能を重視して却下。
↓ JF1
●クロスバイクタイプで、700Cホイール。
●お値段は税込約28万。
●バッテリー/約36V×7Ah=252Wh
●モーター/リアハブ内臓のBESVオリジナル・最大トルク?250W
●シマノのデュオーレ10速/フロント44T、リア11ー34T
●車重/XSサイズ16. 1kg
トルクは分からないけど、行動範囲の「こども自然動物公園」向かいにある、怪しい自転車屋さん(いつも閉まっていて、どうも常駐でなく予約連絡制らしい)が扱っているということで、整備も近場でできそう。
お値段も、デザインカラーも、車重も、最有力候補?
ただ残念ながらギア比は44÷34≒1.29。
BESV/TRS2 XC
TREK/Powerflyに似ている。
●MTBタイプで、27.5インチ(650B)ホイール。
●お値段は税込約44万。
●バッテリー/約36V×14Ah=504Wh
●モーター/シマノSTEPS E8080・最大トルク70Nm・250W
●シマノのデュオーレ10速/フロント34T、リア11ー42T
●車重/Sサイズ20.8kg
スペックは TREK/Powerflyほどではないにしろ、お値段は16万安く、トルク70Nmと十分。
ギア比も34÷42≒0.8 と、 1以下で合格。
コレも最有力候補か。