EDDY MERCKX / Corsa Extra
固着して外せないBB・ステムと格闘
power-cranksを外して、先ずはBB(ボトムブラケット外し)。
デュラエース/BR7700
フレームは埃だらけ。
外すネジの方向は、、、この時、偶然にも両方正ネジ方向で外そうと(反時計回りに緩める)していたけど、これが結果的には正解だった。
その後、BB規格がJISだと誤解していたことを知るのだけど。
どちらかが逆ネジで、締める方向に無理やりトルクかけたらヤバい、の意識は当然あったのだけど、確か左右ともネジ山が少し見えていて、大丈夫だった、、、はず。
↑手持ちの工具でワンを外そうとするも、固着してビクともせず。
↓ステムも固着して、アーレンキーの先をカナヅチでガンガン叩いてもビクともせず。。
↓KURE556吹いて一晩おいて、次の日にアーレンキーの先にBB工具の穴をかましてテコの原理でエイっとやったら、外れた。
↓BBは、大事な工具を金槌で叩くというイケナイことをやったら、何とか外れた。
このSHIMANOのBBワン外し工具は、ワンの爪外に沿わせて安定させるガイドがネジ固定で、逆につけると逆回しに対応。
わたくし、この作業で、初めてその意味を知るという。
この工具も、今はビンテージbike用なのか。
↓でも、左は合う工具が無く、この日は諦める。
さて、諦めてた左側のBB外し。
このギザギザに合う工具は持ってないので、即、ネットで注文。
、、、したら、工具入れに、おんなじギザギザのプラ工具があった!
ピッタリはまったので間違いなくこの左ワン外しだ。
しかし、固着してて全く外れず。
さらに力入れたら、、、折れた!
どのみち、注文した金属工具の出番。
これは、入手したPWTのトルクレンチ対応のBB外し↓
固着してるので、がっちり固定しないと外れなさそうなので、ホームセンターでBB幅より広い軸とワッシャーを買ってきて、それでBB外し工具を固定する作戦。
シマノのオクタリンクBBに嵌合するという、PWTの工具をかませる。
確かに、カミはするが、やはり純正の嵌合具合ではない。
カインズで仕入れた貫通ネジとワッシャーで左右から固定して普通のレンチで回したら(結局トルクレンチソケットの意味がなくなった)、硬いけど外れていく。
ネジロックが完全に固化してかなり効いてた。
しかし、回していくとだんだん固くなって外れない。
おかしいな?
。。。当たり前だ。左右からネジ固定してんだから。
左右のネジを適度に緩めながら外していく。
さて、ノギスでBBシェル幅測って68mmだったので、このパーツ不足の時代に安定供給されているSHIMANOの廉価版BBを既に購入済み。
ところが、ぢゃん兄が言うには、ベルギー入手だし、JIS規格ぢゃなくてイタリアン規格だろうと。
ああ、またやってしまった。
たまに太鼓バチ 計測でもやっちまう、0メモリでなくノギスの端で見てしまうミス。
68mmではなく69.5mmくらいだった。つまり、70mmのイタリアンBBシェル。
マイナス0.5mm分は、パワーコープさんでBB組んでもらった時にしっかりBBのフェイス面塗装をさらってくれた分なのだろう。
↓この36×24(直径36mm、ネジピッチ24ということらしい)がイタリアンBBを示すらしい。わたくし、それすら知らなかった。(JAPANって刻印あるからややこしい。)
この新品JIS BBはぢゃん兄に譲って、代わりにイタリアン BBを譲ってもらうトレードをすることに。
さて、またぢゃん兄にBBタップの工具を持ってきていただいて、固着してたフレームのBBネジをしっかりさらってもらうことに。
イタリアンは左右とも正ネジということで(JISはBB右が逆ネジ、ペダルは左が逆ネジ。。。このベアリングが絡む逆ネジの回転力学が、まだわかってない!)、タップを装着して、ネジさらい。
この工具まで購入は、流石に今のわたくしには豚に真珠、ネコに小判。
BBのネジロック固着も取れただろう。
やっとこさ、BB(&ステム)を外して、綺麗にできた。