ロードバイクパッキングで日本一周

左右独立クランク装着という変態ロードバイクで日本一周しました

メルクス号 改❻

EDDY MERCKX / Corsa Extra

ブレーキアーチ・BR7403

74世代のデュラエースの後発ブレーキ、BR7403。

左右アームまでは分解してディグリーザーの池で、歯ブラシ使って。
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左右アームの接点に、1mmにも満たないベアリングリングが。
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今回、裏側に変なマイナスネジを見つけた。(図の11番)f:id:kurohyou9696:20230402172436j:image

180度捻ると、5番のスプリングが押されて数mm内側に押される。

スプリングテンションを高める工夫らしい。

リアのスプリングの戻りがおかしい問題は解決せず、とりあえず仮組み。f:id:kurohyou9696:20230402103620j:imageあれこれやって気づいたのが、例の1mmにも満たないベアリングリングを締め込みすぎるからスプリングの戻りがおかしいし、アームの動きも悪くなるということ。

そして、ここにあるはずのアーレンキー小ネジを紛失していたこと。
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↓フロントにはしっかりある。
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小ベアリングリングの挟まっているアーチの接触可動部は、2箇所。

赤マルのところと青マルのところ

ベアリングの基本通り、締め過ぎれば動かなくなるし、緩すぎるとガタが出る。f:id:kurohyou9696:20230402174235j:image

青マルネジで軸ネジのベアリング当たりを調節したあと、↑青矢印のネジで抑え留めするのだけど、紛失した小ネジは、この抑え留めネジを軸に固定して動かないようにするためのもののよう。

最後にフレームに固定するときに、組み立てて被せた外側のアーチでもう軸ネジにはアクセスできないので、最後のフレーム固定時のねじ込みに負けて、軸ネジが緩んでしまうことに気づいた。

「真ん中にアーレンキー穴の開いた5mmにも満たない小ネジ」などわたくしの在庫にあるわけもないので、とにかく抑えることのできる同じネジ径のがないか工具箱漁って探したら、何とあった。

同じシマノの、ブレーキシューを抑えるためにシューホルダーについてる小ネジ↓f:id:kurohyou9696:20230402104413j:image

これを締め込んで抑えたら、ブレーキ本体のガタが無くなった。

もう一個、紛失した小ネジ↓f:id:kurohyou9696:20230402180006j:image

あれこれブレーキ調整していたら、神隠しにあったように忽然と消えてしまったのだ。

これも、工具箱漁ったら、ネジ径が合うやつを発見!これまた合うワッシャーネジ噛ませて、まあ留まったからイイだろ。
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