EDDY MERCKX / Corsa Extra
「マルチスピード」のクランク?
パワークランクは外してAMANDA号に移植しちゃったし、クロモリを味わいながらたまに気楽にサイクリングというマシンにするつもりだから、ノーマルクランクだろ。
最近はほとんどが4アームとかだけど、好きなのは5アーム。
デュラエースの5アームは、7400も7700も、ぢゃん兄に引き取ってもらって、もう無い。
中古で出物ないかなあと検索したら、これが意外にレアなブツになっていて、結構な値段で出てたりして。
すごいのは7700で5万台とか!
旧式だけどむしろ出回ってるスクエアテーパーBB対応のでいいか。
決めたのが、これ。
安くはない。
で、選択肢に「シングルスピード」と、あまり聞いたことない「マルチスピード」とあったので、フロントダブルにできるのかなあ、と、即マルチスピードを注文したのだった。
さて、来たのでチェーンリング試行と、ブレーキの組み上げ(ブレーキはレポート❻で)
それなりにシンプルで素敵なデザインの、5アームテーパーBB用クランク。
42のチェーンリングが付いてきた。
ところが、マルチスピードというのはかなり一般用語なようで、フロント、リアを問わず、複数ギアのことらしい。
問い合わせたら、この品は、シングルスピード=フロントもリアもシングル、つまり厚齒のピストリングのことで、マルチスピード=フロントシングルだけどリアがスプロケット多段用の薄歯リングのことを言うようだ。
早い話が、来たのはフロントシングル用のクランクだった。
まあ、モノは試しとダブル用のピンで、付いてきた42Tのシングル用リングをひっくり返してインナーにし、以前買ってあったRIDEAの48Tシングル用リングをアウターにしてつけたら、ついた。
悦に入ってたら気づいた。
RIDEAは、フロントシングル専用なので、チェーン脱落対応の「ナローワイド」歯。
念の為ぢゃん兄に聞いたら、これでは変速しないと。残念!
もう、メルクス号はフロントシングル運用することにした。
MERCKX号にパーツ組み戻し。
ぢゃん兄とトレードしたシマノのスクエアテーパー/イタリアンBB。
BLUE LUG さんのクランクについてきた、オサレなゴールドクランクキャップ、かっこいいのだが、シマノのクランクキャップ締め工具に合わない。
こんなのにも、別規格があるのか?
仕方ないので、ハサミで締めた。なくてもいい部品だから、これでOKだろ。
ハンドル変更
made in Italy のITM/super EUROPA ハンドルは、落ち込みドロップが160mmもあって、今のわたくしには深すぎ。
深すぎるドロップハンドルはやめて、リラックスできるブルホーンにすることにした。
ブルホーンバーは本来深い前傾姿勢をとるために存在してたから、甚五郎号につけてるような、ぢゃん兄譲りの立体的なのがカッコいいのだけど、バートップを握ることの多いわたくしには、フラットな形状がいい。
NITTOさんので、400mm幅で、5000円くらいのがあった。
made in Japan だし、26mmクランプでちょうどいい。