さて、日本一周路線ブログとしては、当ブログは相当にマニアックで金かけていて、ロードバイクによほどこだわってる方以外は、全く付き合ってられん、、、と思われるかもしれませんが、この後の日本一周記では少しはお役に立てることもあろうと思われるので、順番に読まれている方がいるならば、どうぞご辛抱のほどを。
自転車編としては最後までイクしかないので、しばしこの路線のままに。
変速機(ディレーラー、シフトレバー)
SRAM RED ETAP AXS(油圧ブレーキで無いやつ)
わたくしが競技現役の頃は、まだ電動変速機は世に出ていなくて(その昔、トライアスロンを始めた頃、MAVICから無線変速機は登場していた。デュアスロンのバイクパートで元プロロード選手でヨーロッパで活躍された市川雅敏さんが出られていて、抜かれた時によく見たら、これをつけておられた)、その後電動DURA-ACE(あくまで有線。最も、有線が無線より確実なのは言うまでもない)が登場したけど今の自分のサイクリングレベルには贅沢すぎるので買ったことがなかった。
その後、SRAMからワイヤレス無線変速機が。
贅沢品だとはわかってたけど、11速を購入して所有。
で、日本一周用も、ワイヤー処置やメンテ無しでOKのSRAM eTapで、それも、この際だから12速でいったれ!と。
しかし、2021年コロナ禍では、ショップにオーダーかけても例によって物流ストップで入荷時期未定。
半年経っても入荷しなかったので、ネット上で探してbikeinnで輸入。
インプレ
日本一周bikeでは、やはり途中トラブルがあった時に対応しやすいワイヤー引き、8〜9速くらいまでのスプロケット歯数(チェーンも細すぎなくて丈夫)で行くのが定番。
それとの比較を意識して。
【メリット】
・そもそも、ワイヤリングする必要がない。
当然、ワイヤーの伸び、雨走行繰り返しでのワイヤーの錆とかとは無縁。
・以前、プロのメカニックがバッテリー付けたまま洗車してる画像を見たことあるけど、さすがプロレースでガンガン使われているだけあって、泥や埃まみれの雨走行を何度やっても、猛暑の中でも、動かなくなることはなかった。
Di2を使ったことないので比較できないけど、バッテリーが切れてもその場で停まってスペアバッテリーに付け替えるだけでOK。3分とかからない。
そのバッテリーは前後で2つ装着。
予備は2つ、簡易ジップロックに入れて、袋に入れて、さらにそれをジップロックに入れて背負うバッグにいつも入れていた。
何かあった時のために、バッテリー無しのディレーラー本体に付けて接点を守る赤いカバーも2つ携帯、は必須。
・何と、慣れれば走りながらリアディレーラーの微調整が0.25mm単位で、できる。
結構やり方を忘れてしまうことがあったけど、インターマックスさんが昔のマニュアルをネット上にまだ残してくれていたので、ファイルをダウンロードして見ていた。
INTERMAX | SRAM Manual eTap AXS 12s
↑流石に2024年、無くなっちゃったようで。↓にはまだ存在する。
・レバー側のボタン電池(CR2023)は、2年はもつらしいので、1年以内の日本一周なら大丈夫。約半年の今回も大丈夫だった。
【リスク】
・物理的変速ではないので、電気的に?何かあったらおしまい。
実際、後ほどの一周日記(11日目)で記述あるけど、大阪から一人でキャノンボール900kmチャレンジして伊勢ゴールを目指していた若者が、同じSRAM eTap 12速(RedでなくてセカンドグレードのForceだったけど)で、Rディレーラーがロー側固定で動かなくなってしまい、中断して同じゲストハウスに泊まりに来ていた。
バッテリー切れでもなく、再起動してもダメで、アクセスランプつきっぱなしで。
わたくしはもう1セット、Bikeinnで輸入してバックアップにした。
金がいくらあっても足りんわ。