praxis worksからSTONEチェーンリングへ
SLATEは、元々はフロント歯数52T-36T、リア歯数11-28。
これを納車時にフロント46-36、リア11-34に換装。準ロード寄りの高いギア比を低くし(軽く回せるように)、よりクロスレシオに。
購入した約7年前、数回、自転車屋佳の走行会に参加させていただいて、グラベルや雪道走行はしたのだけど、あとは雨通勤専用となってしまったSLATE号。
このところは隣町のジムへの往復用(裏道開拓、少しグラベルあり)と化している。
ただ、最近数回、ぢゃん兄に、ときがわ町〜堂平あたりの上り主体のグラベルライドに連れて行っていただいた。
2回とも、自宅からの下りや平地走行半分くらい含めての、トータル50kmくらいで、獲得標高は1100m以上!
15〜26%くらいの山道を上ると、さすがにフロントインナー36T×リアロー34Tだと、もう少し軽いギアが欲しくなった。
もっとも、先日の一番きつかった慈光寺裏の26〜27%坂は、コンクリの簡易舗装だったので、36T÷34T=約1.059のギア比でも、きついけどなんとか大丈夫なのだけど、これがトルクのかけにくい落ち葉や砂利道だったらギア比1以下が欲しい。
また、平地〜下りでは、フロントアウター46T×リアトップ11Tだと、ほとんどトップ側数枚を使っている。
アウターは48Tくらいは欲しい。
そういうワイドなダブルチェーンリング、ないかと探したけど、まず昨今はBCD110mmのチェーンリングでも、5アームは選択肢が少ない。
SHIMANOブランドで、えらく安いのはあるようだが、さすがにガンガン使うには耐久性が心配。
自転車屋佳さんで付け替えてくれたpraxis worksにはあるのだけど、もっと安いのはないかと探したら、STONEというブランドが、5アームのも出していて、そして安い!(bikeオタク感覚では。)
どうも中華メーカーのようだけど、さまざまな種類のチェーンリングほかをラインナップしていて、いくつかインプレしている方もいた。
↑ホームページ
↓日本語ページの見出し語の翻訳が、、、センスないなあ。バッタもん的な。AI翻訳丸投げか?
素材は「米国 Aleris および Aleco のアルミニウム 7075 T651」だという。その板からCNC削り出しだと。
歯の形状も、独自性を謳っている。
結構しっかりしているようで、ただのバッタもんでは無さそう。
アウター48-インナー33Tを入手して、装着。
(なぜか↓プラケースに印字してある「www.stonedw.com」、検索しても存在しなかった)
↓ もう7年弱使用してきたpraxis worksの歯、それなりに摩耗してきている。
さて、問題なくSTONEのリングは仮装着できた。精度は問題なさそう。
。。。なんだけど、praxis worksと同じく、STONE付属のリングピンは、表はアーレンキー5mm、裏6mmのはず。
で、本締めしようとするが、made in Japan/EIGHTさんのアーレンキー5mmは、表の6角穴になんとか入るのだけど、6mmが裏側の6角穴にどうしても入っていかない。
あれ?これは特殊な5.5mmサイズか?と、5.5mmアーレンキーを探すも、EIGHTさんのも他のセットも、大抵は5mmの次は6mm。
日本一周中にホームセンターで買った安物セットに5.5mmを見つけて挿すと、ブカブカ。
その安物の6mmを挿したら入った。
塗料分の厚みの分なのか、チェーンリングピンのメス側精度は出ていないようだ。
ともかく、無事装着。
46T→48Tになったので、FD(SHIMANO/105)は少し上に上げてガイド位置も再調整。
インナーは36T→33Tになったので、RD(SHIMANO/アルテグラ)のエンドアジャストボルト(リアエンドに当たってるやつ)を緩めてスプロケットとガイドプーリーの隙間の詰まった分を再調整。
インプレ
@残念ながら、アウタートップで逆回転させるとチェーンがアウターの外側に外れていってしまう現象は、新品の歯になっても、解決しなかった。
@まだ数十kmしか走っていないのだけど、フロント変速に関して、全く問題・違和感なし。
@砂利の下りなどでも、チェーン飛び、暴れなども一切なし。