2022年 4月22日
@22時には寝て、7時間半、寝られた。
5時半過ぎ、起床。
昨夜は本降りだったけど、夜中には上がったようで、朝、路面はwetだけど、晴れ!
一部屋4畳半の狭いビジネスホテルだけど、とにかく清潔。
キッチン兼用の流しではないのに、これなんだろ?と思ってたけど、コンタクトはめる時、ああ、これはきっとコンタクト流さないための配慮だろうと気づく。
ともかく年配の女性が仕切ってるところは、清潔であることが多いようだ。
朝の餌。昨日の残りのミニトマトは平らげたあと。
この八戸の鯖缶のDHA・EPA含有量は、さらに素晴らしい!
@結局、急がないで普通に餌食べて準備すると、8時近くになってしまう。
お仕事の毎日は、朝バタバタしてたもんなあ。今が贅沢すぎってことだ。
7時50分、出動。
矢作川刈谷市
豊明市
名古屋市
途中、短いけど実に風情ある一角を通った。
ほぼ全てのお宅に、ありまつ、の暖簾が。
やはり日本一周、先ずは最低限の歴史の知見がないと、豚に真珠だ。
ここ名古屋の「有松」地区の物語は、日本遺産に認定されているのだと。
「江戸と京都を結んだ旧東海道の池鯉鮒宿(ちりゅうのしゅく)と鳴海宿(なるみしゅく)の間の茶屋集落で、絞り染めの産地として栄えました。絞り染めは、伝統工芸として今も受け継がれ、繁盛した商家の街並みは、往時の繁栄を今に伝えています。」
有松の町並み | 【公式】名古屋市観光情報「名古屋コンシェルジュ」
1時間半走って、ファミマで補給。
岡崎から名古屋を抜けるまで、もうとにかく信号地獄。数十m〜百m行ってはストップ。リアルに数百回はストップアンドゴーで、全く距離が稼げない。
しかしせっかく名古屋市内まで来たので、もう本日NHKチャリダー撮影の旅に出るので56さんはいないことは分かっているけど、この目で56CICLEを拝んでから抜けようと、わざわざ遠回りして、名古屋駅近くにあるそこへ向かって信号地獄。
思った以上に狭い路地の一角の、立派な造りの個人宅だった。
ご本人にお会いできないのが残念。
また1時間半走って、ローソンで補給。
愛知県愛西市
木曽川、奥に長良川。でかい。
渡ると、岐阜県。
宿を出て50km余り。とにかく本日は向かい風が強い。20km前後でヘロヘロ行くことも。
路肩が広いところではDHポジションで1枚重くすると30km巡航できるけど。
これは、ヘルメットシールドつけるとエアロ的に効果はバカにできないだろ、と裏返してつけてある頭に手をやると、シールドが無い。
さっきのコンビニでシールドだけ盗られたのか!?とも思ったが、思い当たる事が。
朝方、宿の通路で準備した折、出発するときにヘルメットを不注意で落としたのだ。宿の部屋は何回も確認してるけど、最後の最後、愛車で出る間際の確認忘れた。
わたくしは今までずっと、コンタクトにゴミが入って仕方ないのでいつもゴーグル型サングラスを愛用。最近はシールドが意外に良く、この日本一周ではサングラス+シールドという二重路線で完璧!と。
しかしまあ、思った以上に100%グランドールは目にゴミが入らず、シールドが絶対必要、というほどではなかった。
諦めるか。しかし念のため宿に電話してみると、おかみさんが、変なのが確かにあったという。諭吉様は飛んでく値段のブツなので、家に着払いで送ってもらおう。
岐阜県海津市旧平田町
13時前、山越える前に飯食おうと、海津町という街を少しコース外れてウロウロ。ラーメン屋に入ってしっかり補給。まあ、ここは背中に入れた昨日の残りのバナナだけでも良かったかも。
そして、そろそろ適当なbikeショップ見つけて、駆動系だけでもクリーニングしてオイルアップしてもらおうと、本日の宿のある彦根市のbikeショップをGoogleマップで検索して、一番評価の高いところにTEL。
日本一周中の者なのですが、チェーンとディレーラーにディグリーザーぶっかけて拭いて、オイルアップだけでいいのですが、おいくらでしょう?
当店でご購入でないので、4000円です。
。。。
もう一軒、小さめのところにTELすると、2000円。半値になった。
サイクルベースあさひもあったけど、おんなじようなもんだろ、この相棒にもしっかり払って面倒見てあげないと、と、一旦2000円のとこに予約。
目まぐるしく次々に市や町が変わっていく。マンホールは目につけば止まってphotoするけど、実際に通った市町村の1/3くらいだろうと思う。
岐阜県大垣市旧上石津町
岐阜県不破郡関ヶ原町
滋賀県に入った。
滋賀県米原市旧米原町
本日は獲得標高は1000m越え。あの山を越えていくのか、頑張ろう、と思っていたけど、
想像したつづら折れの峠道でなく、谷間を行くトラックバンバンの国道と県道だった。
トラックといえば、丁寧に抜いてってくれるやつ、普通に行くやつ、わざと幅寄せするやつ、と三種類。乗用車だと何故かアルファード系に幅寄せするやつが多い。
一台、追い抜きざまに長く強くクラクションを2回鳴らすミニクーパーが。うるせえなあ、と思ったけど、これは、どけよ!ではなく、頑張れよ!と受け止めた。
(ところが、あれこれ寄り道してルート設定し直したら推奨ルートが変わってしまったのか、いざ着いたら獲得標高470m程だった。どおりで。)
思ったほどのヒルクライムはなく、あとは下り基調。
。。。しかし、bikeショップに行くのがだんだん馬鹿らしくなってきた。日本一周と宣えばもしかしたらタダでやってくれんぢゃね?なんて甘ったれてた。
最も、bikeショップに限らずプロの整備店に頼んで工賃が発生するのは当然。車やmotor bikeの工賃に比べれば安いものではある。(POWER-COOP店長が、いかに破格の安値でいろいろやってくれてたか、改めて身に沁みる)
でも、今時カインズだとディグリーザーは300円くらいだし、あとは布とオイルさえあれば(持ってきたディグリーザーは結局ほとんど揮発して消滅、オイルはpower-cranks用のミシンオイルと粘着度の高いwetルブだけ。)自分でできる。そうしよう、と。
15時半ごろ、彦根市に無事到着。
検索してもどうもしっかり結果が出ないので、通りすがりの中学生にホームセンターないか聞くと、ここ曲がってまっすぐ行って橋渡って左に曲がればカインズがあると。
駐車場の一角にロックし、セキュリティかけて、ビブラムに履き替えて、シロクマbikeジャージでうろつく奴。
1000円かからず。
持ってきたお仕事コロナ用ストックがいっぱいある簡易手袋やって、広い駐車場の隅の目立たないところでメンテナンス開始。
疲れてて、早く宿に入りたいけど、ここは相棒のために。
ディレーラーとブレーキの駆動部は556、チェーンは粘度のあるwetルブ。
まあ、ディグリーザー缶はここに括り付けて運ぼう。
走り出してわかる。相棒が喜んでるのが。
2km行くと、本日の宿。
素泊まり、4400円。Googleマップの評価は5点中4.6。
ここかと思ったら、中は空っぽ。
少し戻ったここだった。
「とばや旅館」さん。
旧街並み「花しょうぶ商店街」の入口にある。味のある雰囲気だ。
部屋の入り口に暖簾が。
素晴らしい。
そして、自転車のことを伝えていたら、2Fだけどそのまま部屋に持って上がってください、と。シートまでひいてくださっていたのだ。
嗚呼、良かったなあ、相棒。
琵琶イチ(琵琶湖一周)も観光キャンペーンとしてはサイクリストには有名で、そこの協賛をしているから、そういう客には慣れてるようだ。
鍵閉めて、ランダムに貸切になる風呂に入る。
また我慢して足は挙げる。そして、シャワー二つ使って同時に両足アイシング。
着替えて、洗濯(自分でやらず、無料でやってくれる)お願いして、ママチャリお借りして、彦根城まで行ってみる。
その前に、閉まる前に目の前の魚屋で、つまみget。
宿の前の小さなやつ。昔のらしい。
間違えて、韓国語のパンフ持ってきてしまった。大体当たりつけて行く。
川越をよりオサレにした感じで。
残念。
部活に精を出す、お堀端の高校生たちを尻目に、閑散としたお堀をぐるっと回って北側にゆくと、「黒門」が開いていて、誰もいない。
ほんとは800円らしいけど、黒豹、入ります。
疲れた脚には、この階段がキツかった。
ひこにゃん。看板だけど。
全く人がいない(当たり前)
彦根市、そして琵琶湖が一望できる。
嗚呼
素晴らしい景色、独り占め。
実は、年配の警備員さんが回っていて、ドキッとしたけど、ご挨拶して事情を話すと、明るいうちならいいよ、と言ってくれた。
浜名湖で、一人で名物店入るのはもうやんない、とか言いながら、全国丼グランプリ金賞に目がくらみ、入ってしまう。
ともかく、芸能人御用達のようで。
1mmくらいのうす〜いのが8枚ほど。ぜんぜん足りない。
帰りにスーパーで買い出し。
お、さすが滋賀、見たことない美味そうなツマミがある、買ってこ、、、とよく見たら、犬猫用だった。
魚屋で買ったツマミで呑みながら、レポート頑張る。
リライブにGarminログアップ→InstagramとFacebookにアップ→ヨウツベにアップして共有動画にしてから裏ブログレポートに貼り付け。
写真編集して、マンホール蓋学会のページと、Googleマップのタイムラインと、写真のtimeログと、Googleマップの行程写真を突き合わせながら、レポートを書いたら、2時間半。
でも、今の自分は、走ることとレポートする事が、自分に課したノルマ/お仕事だ。
125km/実走5時間34分/獲得標高471m