TIG/チタニアOZ-R518
2013年にセミオーダーした、チタン専門メーカーTIGの自転車部門/日本の職人手作りのフレーム。
フォークは初めから今は自転車業界から撤退してしまったグラファイトデザインのカーボンがついてきた。
このフォークは剛性感、しなやかさともとてもイイ。
TIGのフレームというのは、ほとんど知名度は無い。
以前、トライアスロンのフレームでこのメーカーのを見たことがあった程度。
自転車で食っているメーカーではなさそうで、むしろチタンの車椅子ほか様々なチタン工業製品を作っているメーカー。
チタン車を、と決めた時に、ライトスピードとかデローザ、米国のマニアックなメーカーのとかを考えなかったわけではないけど、やはりすごいお値段なのと、他の人が乗ってないモノを、ということで選択。
何よりも、日本の職人手作り。
他の有名メーカーのチタン車に乗ったことがないのでCozma号との比較しかできないのだが、乗り味はとてもいい。
初期のパーツは機械式9000デュラエース、PMPチタンシートピラー、FLOホイール(リア90mm、フロント60mmのハイト。
このFLOというのは、直販店を持たず、ネット販売のみのUSAの格安カーボンアルミホイールメーカー。
ネット上で決まったセット数を告知して販売し、あっという間に売り切れる。
そして、中古で海外輸入したpower-cranks。
かわいそうに、このbikeだけは今だにノーマルクランクで乗ってあげたことがない。
この仕様は、もう通勤番長の位置付け。
ヘッドバッジフルオーダー
このbikeは当初、自分のラストbikeになる予定だったので、ヘッドバッジに気合い入れた。
アメリカのジュエリー職人の工房に、大好きな風神雷神デザインでフルオーダーしたのだ。
メールでやり取りして、提示してきたのは当時のレートで350ドル。
nickel(ニッケル)/copper(銅)/brass(真鍮=銅+亜鉛)の順に溶接したブツが、3ヶ月半待って、やっと来た。
次の年にはシートチューブに風神のをオーダー。
アメリカのジュエリー屋にフルオーダーしたバッジ二つで、6万円くらい。
アホか。
この究極の自己満。
ともかく、TIG号は思い入れの詰まった愛車なのだ。
日本一周に出る前の仕様↓
変更点は、ロルフのホイール。
Rolf PRIMA Vigor
handmade in USA。組んだ職人のサイン入り。
黒に見えるけど光の加減で虹色に見える「オイルスリック」デカール。
ハブはホワイトインダストリー社製で、ベアリングはスチールだが、ボディはチタン。
SLATE号で、行きの通勤で空気漏れパンクして泣いて以来、チューブレスタイヤは避けていたが、やはり、ロードで初のチューブレスを試すことに。POWER-COOP店長チョイスのIRC/フォーミュラPRO
X-Guardという耐パンク性能に優れた新製品(2020年当時)
このホイールはスポーク本数は少ないけど剛性は抜群で、実に気持ちよく回る。
そしてチューブレスでもほとんど空気漏れが無く、快適だった。
日本一周前に、付けていたpower-cranksは使うかもなので外して、別に中古で入手した別のpower-cranks(PCD穴が3種類も開いてた)にスギノのギア板付けて交換。
ところが、コレが、使ってみたらシングル用のpower-cranksだった。