甚五郎ピスト号 改❷
で、コレでライドしてみる。
フロントからチッチ音が出ていたのでチェックすると、タイヤとブレーキ台座が干渉。
クリアランス、ゼロ。
ブレーキ台座無し、台座はフォークにバンド留めなので、フォークに固定部分の台座ネジ緩めて数mm上へ。特にシューの位置を下げなくても大丈夫だった。
ピラーは27mm径で、手持ちにそのサイズで後ろに下げられるピラーは無し。
また、形見の逸品なので、できるだけオリジナルで乗りたいし、それぞれロード界では味わえない剛性溢れるプロ用品。
ピスト用の頑丈な(かなり古いけど。アルミもかなり劣化。2本締めボルトは、アーレンキーでなく六角!)ヤグラを分解して掃除して、SMP/ニンバーへ。穴あきサドルなので、上からネジが見えて調整しやすいというオマケ付き。
サドル
付いていたパッド厚めのTIOGA/GROOVEというサドルは不快ではないけど、やはりピストは駆動をしっかり伝えてくれるサドルで行きたいので、交換。
セラSMP/NYMBER
お尻がデカいので、幅広は好みだけど、わがままなお尻はサイドが落ち込んでる丸くなったのは合わない。そして後ろは反り上がってホールドしてくれるのがイイ。
セラSMPのコンポジットは、幅129mmしかないのに後ろのそり上がりが抜群で、以前は色やレール違いで3つも持っていた。
さすがに、最近サドルの在庫が増えすぎたので、左右色違いのを残して残り2つは売却。
COMPOSITは、バケットシートみたいにカーブは合ってるが、あと少し幅が欲しかったのと、パッド無しだとロングではキツい。(このピストでロングは走らないか、、)
SMPの廉価版、HELLはパッド入りだが、カーブは合わないものの、悪くはない。
これは現在TREK号用。
COMPOSITベースで、少し幅広のVULKORが出て、それのパッド入り・NYMBERを4年以上前に購入して在庫してたので、それに交換。
ハンドル
さすがに少しフレアしてるけどほぼほぼ横まっすぐのフラットバーだと、リラックスはするけどトルクかけて回す時やダンシングの時に近すぎる。
でも、トラック走ったりガンガン練習する気はなくて、リラックスしてピスト回転をじっくり身に付けたいというくらい。
ドロップハンドルの下ハン持つのと同じ感覚で位置だけ高くできるブルホーンバーとかだとイイ感じだろうな、と思ったので、ぢゃん兄に中古ストックが無いか、相談。週末にストックハンドルを持ってきていただいた。
もしかしたら合わせられるステムも、と、
さすがCAMBIO工房。スレッドステムだけでもストック数がすごい。
このメーカー不詳の可変ステムはメチャクチャ重そうだけどポジションを容易に変更できるしレアなのでそのままにして、MAVICのブルホーンを選択。
吉川製作所のレバーはそのまま使いたいけど、レバー固定ネジが短くてハンドルに留められない。何とか当方在庫のネジで長めのが見つかったので、装着。そのままポタリングに。
ポジションは一気に遠くなったけど、サドルとステムなどでかなり調整幅は大きく融通がきく。
リラックスして流す時は、ステム横のバーを握る。
さらに何回かポタリングして、慣れてくると坂道ダンシングではもっと低くしたいので、可変ステムで再調整。このステムは便利だ。
いい感じ。
甚五郎号に、甚五郎はよく似合う。当たり前。
この20%超えの短い坂は、情けないかなわたくしはギア比3.1では登りきれなかった。