2022年10月7日
@22時前に寝て、5時20分に起きた。
寝汗びしゃびしゃ。
昨日は、4Fの20部屋くらいあるホステルに、わたくしと中年の女性だけ。
離せばいいのに隣の部屋で、気を遣う。
@Instagramでフォローしている海外の旅人サイトの。
すごい。スケールが違う。
@本日は、午後前から雨予報。
それも、茨城や千葉は強風も。
水戸では、向こうのほうに朝焼けも見えたんだけど。
朝の餌は、セコマの黒胡椒カップラーメンに、牛乳に、鶏胸肉パック。
7時過ぎに出動。
まだ雨は降ってない。
とにかく、2回ほどコンビニ寄って、甘いものとコーヒーとか補給する以外は、本日も移動のみ。
鹿島神宮もどこも寄らない。
とにかく雨が降る前に、90km弱を移動して、お願いして早く宿に入れてもらいたい。
45分ほど天下の51号線をひたすら南下、ほぼフラット。
大洗の海が見えてきた。
8時ごろから雨がパラついてきた。
早すぎる。
鹿嶋市(昔は、鹿島と書いてたのに。)に入って、すぐ、前方に止まった軽スポーツのコペンからおじさんが出てて、手を挙げてる。
何と、このわたくしに差し入れと。
日本一周の看板見たから頑張ってと。
自分で作ってるというシャインマスカット。種入りだから。と。
有難い。ありがたい。
おっさん、かっこよく手を挙げて去っていった。
もうその場で、幾つもいただく。
勿体無いから種ごと。
鹿島スタジアムって、こんなデカかったんか。
さて、あとは11時ごろまでひたすら回し続ける。
もう途中から本降り。
神栖市に入ってからの124号は、凹んだ路肩が水たまりでグシャビショ。
モンベルのレインジャケットも、雨中走行だと汗なのか滲みたのか、とにかく毎回中もグシャビショ。
途中、止まって、歩道でいただいたシャインマスカット食べてたら、治療中の仮歯前歯に種が押されてビキっと。ヤバい。
11時過ぎには、90km走って銚子大橋が見える、宿近くまで来た。
でも、流石にチェックインお願いには早すぎるのでは、と、近場をうろうろするも、波崎の南にはいい感じの食堂は無く、ココスとかのみ。
どこかで時間を潰そうにも、とにかくビショビショで寒くて、、、
なんか寂しい雨の中、ウロウロして情けない思いでいっぱい。
銚子大橋を渡って、千葉県に入って港の方へ。
でも、検索して行ってもGoogleマップあるある、やってない。
3件目くらいの大衆食堂「吉原食堂」へ。
水入れてくれたけど、あまりに凍えてあったかいお茶くださいと。
指先が痺れて感覚が無くなりつつある。
程なく12時になったら近くの会社員や労働者たちで満席、わたくしの前も相席で。
カキフライ定食、1050円。
全然足りなくて、ラーメンでも追加しようと思ったけど、次々に客が来て外でまで待ってるので、諦めて出て、もいうちど先ほどウロウロしたセレクト市場のとこのイートインスペース付きのパン・弁当屋で、こんなにパンを。
パン噛み切っても歯がやばい感じ。
店を出て念のためぐらぐらしてみたら、インプラント手術処置途中で左右に土台埋めてブリッジで付けてた4連仮前歯、取れちゃった。
真ん中で割れて、右も割れて。
雨で寒くてガタガタ震えて、まさか保つだろと思ってた(歯医者さんと相談して、日本一周中はもつように本格接着してもらったんだけど)のが取れて、テンション駄々下がり。
近場の歯科医院にTELしまくるも、どこも昼休み中。
ともかくも、もう一度銚子大橋渡って茨城県に戻って13時20分、本日の宿、神栖市波崎「民宿土佐屋」へ行って、入れてもらう。
東南アジア系のよく日本語がわからないというおかみさんだけが居て、ともかく入れてくれる。
客はわたくしだけのようで、2Fにある3部屋のどこでもいいと。
とにかく石油ストーブつけてその前に座り込んであったまる。
シャワーざっと浴びて着替えて、洗濯機に放り込んで。
もう前歯なんか無くてもいいやと思ったけど、やっぱり検索して、少しの口コミと、ホームページをキチンと開設してるか確認して、2km弱離れてる歯科医院へタクシーで。
1時間くらい待つかも、と言われてたけど、結構すぐみてくれて、割れた真ん中を接着して、左右に仮止め用だと一番強いというやつで付けてくれた。
自分のメンテ優先してしまったので、タクシーで戻ってから即、土砂降り雨中走行したCozma号のメンテ。
チェーンを昨日と同じようにオイルスプレーで洗浄して、スプロケもとにかく手の届く刃先拭いて、power-cranksも開けてベアリング確認してオイル拭いて。
できるだけフレームも拭いて。
頑張れ、Cozma。
帰ってきたご主人は、かなり若め。
小学校の娘さんもいるようで。
本日の客はやはりわたくしだけ。
タオルと浴衣がなかったけど、要求したら出してきた。
風呂に入って解凍して、18時、夕食。
川越のうどんメーカーの。
コンビニで買って来る余裕もなかったので、瓶ビール一本頼む。
明日から3連休だそうで。
宿を探す。
明後日、日曜は東京湾フェリーの出る金谷港近くにしたい。
でも、軒並み満室で。
旅の初めの太平洋側から九州まで、だいたい前日の行き当たりばったりで宿が取れたのに、このところ苦戦。
なんとか頼み込んで一軒予約して、ホッとする。
もう一度風呂に入る。
無性に水分を欲する。
とにかく、今日は寒くて、心細くて、情けなくて。
こんな日本一周の終わり方は嫌だ。
でも、差し入れいただいたり、何人かの方にラインやメッセンジャーで、あと少し、気をつけて、頑張って、と言っていただけたのが救い。
外はザーザー、ビュービューと、台風前みたいで。
小学校1年から、中学校1年初めまで過ごした波崎。
親父が鹿島コンビナート(60年前、鹿島灘に人工的に掘った港が、鹿島港なのだ。)内の石油会社で、出世するたびに波崎の団地群の中で引っ越しをして、部屋数が少しずつ増えていった。
その当時はそこかしに鳥取砂丘のように砂山があって、土がほとんどなかった。
木は松ばかり。
畑にはマスクメロンとスイカ。
クワガタには全くお目にかかれなくて、メロンにカブトムシがわんさかたかってた。
砂山が小学校当時の遊び場所だった。
鹿島灘と言われてた波崎の海岸の離岸流で溺れかけた。
物心ついたらやってた(やらされてた?)Vn練習は1日も欠かさなかった。
小さくて体力なくて運動神経ゼロで、自分に自信などないどうでもいいガキだった。
しかしもう、この場所に当時の面影はほとんどない。
早く寝よ。
98.7km/実走4時間9分/獲得標高233m