RD変速不調
さて、日本一周後にオーバーホールして、
@チェーン → 一周中、残り370kmでRX.BIKEさんで交換したカンパコーラス継続使用
@スプロケット → ROVALホイールカンパコーラス12s/11-34T 新品交換
→ シャマルカーボンホイールSRAM Red 12s/10-28T
@ディレーラー → 日本一周用SRAM Red e-tap axs 12s 継続使用
@プーリー → KOGEL・KOLOSSOSビッグプーリーに交換
約半年,これで走ってきたのだが、、、
そもそもが変速不調潜在要因は多数。
・ディレーラーがSRAM、スプロケットとチェーンがCampagnolo、チェーンリングがSUGINOの、純正統一でないメーカーミックス。リア変速「スラニョーロ!」
・必ず?リア変速はシビアになると言われるビッグプーリーに交換
・その時に、チェーンの長さ調整とかは一切無し
・ROVAL(カンパ11−34T装着)とカンパ・シャマルカーボン(SRAM10-28T装着)をホイール入れ替え使用
ビッグプーリーに替えたあたりで、少し流石にリア変速がチャラつくかなあ、という感じで。時々レバーのAXSボタン+レバー押しの0.25mmずつ調整を走行中に自己流でやっていって、、、
その積み重ねでか、調整具合がぐちゃぐちゃになってきて、一気に2段変速したり、ビシッと決まらないギアが出てきたりと、如何ともしがたくなってきた。
どんな高価なbikeも、変速がチャラついて一向に決まらないようでは、ビシッと決まる廉価版bikeよりイラつくクソbikeに成り下がる。
たまらず、まずはPOWER-COOPさんで調整お願い。
すると、なんと一周から帰ってきて以来、コケたことはないのに、RDハンガーが内側に曲がっていた。
電動変速なので、トルクをかけながらの変速を繰り返すと、思っている以上に負荷がかかっているのでは?変速時に一瞬トルクを抜く必要があるだろ、というご診断。
かなり良くなったが、どうしても1箇所、変速しづらいところが残って、通勤ほかで結局AXSボタンを走行中にいじってしまい、またグシャグシャに。
これは、チェーンの長さが長いので、チェーンテンション足りなくてビシッと変速しないのだろうと勝手な素人判断。
チェーンを2リンク(1コマ)短くカットしてしまった。
その時に、RDを外して洗浄、いろいろみてみたらネジ類の緩みはなかったが、ハンガーに取り付けるネジをしっかり締めてフレームに固定しても、そのネジ周りの本体にガタがあった。
ディレーラーハンガーが曲がるくらいの負荷がかかってしまった時に、RD本体にもガタができてしまったのか。それも原因か??
さて、チェーン短くして、変速不良は治ったか。
さらに悪化。あれこれAXSボタンいじくり回して、とうとうアウタートップに入らなくなった。
日本一周時は、コケてRDハンガー曲げて少しおかしくなったけど、初めほぼ変速は快調だった。そういえばその時はスプロケットこそ16T欲しさにカンパだったけど、チェーンはディレーラーと同じSRAM Redチェーン。
調べたら2022年ほど入手困難でなく、 お高いけどAmazonに在庫があったので購入しておく。
自転車屋佳さんに持ち込んで相談。
ご指摘受けたのは、
・やはり純正の組み合わせが一番
・チェーンが短か過ぎ。この時、アウタートップでプーリーが上下垂直位置どころか、下のテンションプーリーが前に来ていた。特に12速は、11速よりも長めが良い
・歯数やメーカーの違うホイールの使い回しを、無調整でできる訳がない(当たり前)
・いったんチェーン外して、一からやり直す必要があるだろう
考えてみれば、至極当たり前なご指摘。
SRAM Red 12s チェーン新品に交換
まだ1000km強しか走ってないと思われるけど、カンパ・コーラス12sチェーンは外して、SRAMに交換してみる。
日本一周中、ずっと予備チェーンとして携行していたカンパチェーン、簡易チェーン切りも持っていったのだけど、カシメることは私の技術では無理で、結局RX.BIKEさんで交換してもらって、どのくらいの長さか訊かなかった。
数えてみたら、切って短くした2リンク加えて109リンク+ミッシングリンク。
この長さがRX.BIKEさんが判断した、フロント50×38、リア11-34T、リアディレーラーSRAM Red 12s(純正プーリー)での適正長。実際、これで不具合はほぼなかった。
もう短くしてしまって、ちゃんとリンクとピン取り寄せてきちんと再生しないと使えないけど、超音波洗浄機で軽油洗浄、保管。
各部サクッと洗浄して、
SRAM Red 12sチェーン、短くするのは後からできるので、来たままの114リンク+ミッシングリンクで装着。
インターマックスさんが上げてくれているSRAMマニュアル見ながらやり直し。AXSボタン+レバーで調整して、快調にシフトするところまで調整。。。
マニュアル通りやったのにAXSボタン調整では、アウタートップにだけ入らない。
ハイリミットネジを緩めてみたら、入った!
しかし、インナートップ(SRAM Redでは、インナートップには入らないようになっているので、正確にはインナー×トップから2枚目12T)では、これだけチェーンにたるみが。
通勤や休日ライドでシフトチェックすると、何とスラニョーロ・ビッグプーリーという純正でない組み合わせでも、問題なく12速シフトできたのだ。
フロント50×34、リア11-34、リアディレーラーSRAM Red 12s+KOGELビッグプーリーで、インナートップ2枚目12Tでチェーンは弛むけど変速は問題なし。
やはり、チェーン長さというのは、シフト調整では肝なのだ。
ちなみに、SRAM Red AXS 12s 純正のプーリー&ゲージと、KOGEL/KOLOSSOSビッグプーリーとで、チェーンリンク数がどれだけ違うかも数えてみた。
プーリーの中心と中心を結ぶライン間のリンク数。
純正ゲージだと、約13リンク(弱)
KOGELだと17リンク。4リンクも違ったのだった。
とりあえず、一件落着!