RD(リアディレーラー)あれやこれや
さて、楽しみなSLATE号改シェイクダウン。鳩山のゴルフ脇ダートとか、適当にコース取って行く。
ところが、トップギアに入っていかず、ローからもその下にいかず、何回も止まって調整。
しまいにはRDのワイヤー外して再調整してみたり。
今度はローに上がらなくなって、またワイヤー締め直し。色々やってボルトでプーリー位置変えたりワイヤーテンション変えたり色々やったけど、かえってグシャグシャに。スマホでマニュアルなど検索して調べて行くうちに、同じMTB用のDEOREでも、よく見ると2種類あることに気がついた。
どうもこのRDは、よおくSHIMANOの製品写真を見比べてみると、デュオーレのSHIMANO型番5100番台、1×11速用、つまりはフロントシングル用。
わたくしはMTB用はさらに知識と経験がないのでよく分からん。フロントがシングルだろうがダブルだろうがトリプルだろうが、FD(フロントディレーラー)が種類があるというのなら分かるが(シングルだとFD不要)、RDはどちらでもエエんでないの?なんて思ったけど、どうもここに原因があるような。
仕方ないので、その足で坂戸の「自転車屋佳」さんまで。
う〜〜んと真剣に向かい合う店長。自分が調べたことを言ったら、まずそれが原因で間違いないと。5120番台がフロントダブル用。それでないとテンションとかの関係でうまくいかないだろうと。
マジか。
RD-M5120を佳さんで注文して帰宅。
さて、肝心のバンブーハンドルの効果だけど、ポジションの違い、RDトラブルのことに意識がいってしまって、あとこの一回、計数十kmくらいのちょこっとダート含む走くらいだと、よく分からず。。。豚に真珠??
現在リアの変速段数は12速まで出ているけど、DEOREシリーズは10速〜12速用までラインナップ。SLATE号は11速。
SHIMANOのHPから↓
そもそも「シャドー」RDって、何?、、、というところから分からん。
どうも浦島太郎な自分が和太鼓にハマっているうちに、自転車界も異次元に進化したらしい。
詳しくはCAMBIO工房主宰/ぢゃん兄に聞かないと分からんけど、外側への出っ張りを少なくしたRDらしい。
プーリーのところのテンションバネと、エンド取り付け部分のところのテンションバネとの「ダブルテンション」だったのを、プーリーのところのテンションバネだけにした「シングルテンション」ということとカンケーあるらしい。
ここらはまた、しっかり丁寧に解説してある優秀な個人ブログがあるので、それでお勉強。
RD-M5100 → RD-M5120 へ
ともかく、RD-M5120が来たので、交換。
上記の「シャドーRD」「シングルテンション」「ダブルテンション」のお話は少し理解できた感はあるけど、なんでフロントでなくリアディレーラーにフロントシングル用とダブル用があるのかは、まだよく理解できていない。
ただ、現実としてフロントダブルのbikeにフロントシングル用のリアディレーラーつけたら不具合が出た!
5100と5210比較(上/ フロントシングル用5100、下/フロントダブル用5210)
パンタ部分の形状だけでなく、そもそも大きさが全く違う。
もっとも、フロントシングル用が大きいのは、リアのスプロケットがワイドになることを想定して、対応できるようにだろう。
・テンションプーリーもダブル用は11Tだけどシングル用は13Tでしかもナローワイド歯
・対応できるリアスプロケット歯数はシングル用→11T〜51T、ダブル用→11T〜42T
で、なぜ、「リア」ディレーラーがフロントシングル用だと、リアスプロケットが変わらないのにリア変速がうまくいかないのか?
形状だけではよく分からなかったけど、きっとスプリングのテンションとか、チェーンラインがフロントが動くことで変わった時にリア側で対応できるような形状とか、なんだろう。
逆に、フロントダブル用RDは、フロントシングル時に流用しても大丈夫なのかな。
交換作業
なんか、後ろから見た時のケージの面と、スプロケの面が並行でなく斜めってる感じだったけども、チェーン長を変えず、ワイヤー長さもそのままで装着でき、マニュアルをネットでPDFで落として参考にしながらのほんの少しのボルト調整だけで、あっけなくしっかり全部シフトできるようになった。
翌日に、相方&ぢゃん兄とのサイクリング時に試走。
あの不具合はなんだったんだ!、、、というぐらい快調に変速してくれた。
やはりフロントダブルにはフロントダブル用「リア」ディレーラーなんだな。
ちなみに、バンブーハンドル、本日はそのしなやかさを実感。SLATE号のフロントサスペンションをロックしてある状態でも、ハンドルがサスペンションみたいにしなって、まるでフロントサス付きのようで。