パワーの異なる2人でサイクリングを楽しむには
熱心に競技に打ち込んでいるときは、彼女や奥さん、相方と一緒に、その打ち込んでる競技で一緒に楽しもうなんて気には、大抵ならない。
相方が同じ競技に取り組んでいたり、歳を重ねて「余裕」が出てくると、サイクリングの楽しみを共有したい、と思うのかな。
もちろん、まずは相方との関係がそれなりに良好で、経験者が一方的に玄人流を押し付けないことが大前提になるけど。
ギア比を小さくして軽くしても、ダメ
自転車は、てこの原理で、ギア比(前についている歯の数÷後輪についている歯の数)が小さくなるほど、早い話が前のギザギザが小さくて少なく、後ろのギザギザが大きくて多いほど、軽く踏める。
その原理については、丁寧に作ってあるステキなHPがいくつもあるので↓そちら参照
日本一周前に1〜2回、一周後には相方のGIANT エスケープR3を改良して何回か一緒にサイクリングした。(わたくしはSLATE号で行くことがほとんど)
そこで痛感したのは、パワーとか持久力で差があるもの同士が一緒に楽しむのには、いかにギアを軽くしたbikeでもダメだということ。
レベルを大きく「ビギナー」「アマチュア」「セミプロ」「プロ」に分けたとすると、わたくしは「アマチュア」レベル。
それでも、ビギナーと経験者との差というのは、思っている以上に大きい。
当然ビンディングペダルなんて論外。
一生懸命ついてこようとする相方。でもギアを軽くすればするほど当然スピードは遅くなるし、お互いに気を遣ってしまう。
それがパワーを使って駆動する乗り物である限り、同時にパワーの異なる者が楽しむには、一方にパワーをプラスするしかないのだ。
パワーを+するには
あるでわないの、文明の利器が。
そう、近年改良目覚ましい電動自転車が。
かっこよく「e-bike」
競技時代は、電動自転車なんて爺さん婆さんの乗り物だ、なんて思っていたけど、
もう、巷を走っているお子様連れママさんたちの「ママチャリ」は、ほとんどe-bike。
わたくしは2016年、2017年に和太鼓奏者/佐藤健作氏のスタッフ&助演者として、スコットランド/エディンバラで行われたFringeに参加したのだけど、夜の街で舞台監督と酒を仕入れてたら、見たことのないGIANTのディスクブレーキe-bikeを若い可愛い女の子が乗っていて、聞いてみるとエディンバラは坂が多いから、大学の寮で貸し出ししてるのだと。
(エディンバラのレポートは、あまりに個人事情が多いし健作氏に許可なく全公開するわけにもいかない和太鼓ネタなので、裏blogでのみ限定公開してるけど、今度自転車編だけでもupするかな)
日本一周中は、e-bikeで日本一周している方にも出会った。
閑話休題
e-bikeを買うことにした。
日本一周で相当貯金を使い倒した。
でも、帰還後に新品SRAMセットやパワー計測ペダル、motor bikeまで売って7桁はお金取り戻したのでなんとかなるだろ。