ロードバイクパッキングで日本一周

左右独立クランク装着という変態ロードバイクで日本一周しました

変態クランクで日本一周してきた ④携行品/4. ポンプ

初めに。結構、携帯ポンプのインプレ記事はネット上にあるけれど、わたくしはこの方の記事を参考にしている。↓

携帯ポンプ | 東京~大阪キャノンボール研究

ずっと10年以上、TOPEAK(トピーク)のロードモーフGを愛用。(Gはゲージ付き)

ポンプもサドルほどではないけれど、試行錯誤して沼にハマりやすいグッズだ。いろいろ買った記憶があるけど、結局、通勤でもバッグ背負ってその中に入れていたので、携帯ポンプとして大きかろうが硬かろうが地面に押さえつけて確実にしっかり空気が入ってくれるこのポンプになっていった。もっとも、もっと高性能なポンプはあるだろう。

わたくしは直接ポンプ口をバルブにはめるタイプでは、よくチューブのバルブを曲げてしまうことが多かったので、ポンプ口はホースタイプがいい

さらに、完全な正確さは求めないけど空気圧ケージがついているのも必須。

日本一周で、できるだけ荷物を削ぎ落とす路線であるはずなんだけど、長期にわたって毎日空気圧チェックする必要があってフロアポンプと同じような使い方の携帯タイプな訳でこのポンプだろうと。(左↓)

(ただ、結論から先に言うと、想定したほど、使用しなかったのだ。)

PUMPS | TOPEAK

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でも念のため、もう一個だけ試してみよう、と購入したのが、LEZYNE(レザイン)の↑。

究極のCNCアルミ削り出しボディのかっこよさ、踏んづけてホースタイプ、諭吉が飛んでく、でも究極の一生ものポンプ、と言うことで、安い海外から輸入したのに、どうもハイプレッシャー用ではなかった(種類がいろいろあって訳がわからん)ようで、いざ使ってみたら、全然入らない。CAMBIO工房主宰ぢゃん兄に譲ってしまった。

もひとつ試したのが同じトピークのターボモーフG。(↓下の)

これはロードモーフより一回の空気量が多いので、悪くはないのだけど、なぜかロードモーフの方が圧がかけられた。高圧になると、ストロークが同じならシリンダーが細い方が圧がかけられるのだろう。
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10年以上経ってもしっかり機能してくれるロードモーフGだけど、もし一周中にゴムパッキンの寿命が来たら嫌だなあ、、、と、念の為、新品を再購入。

ところが、来た新品は、同じ名前だけど自分の愛用品より長さが短くなっていた。

↓(右/新品、左/10年以上前の旧型)

改良(?)されたのか?知らなかった。空気は旧型の愛用品の方がよく入ったのだった。同じシリンダー径なら、長い方が圧がかけられるに決まってる。それを犠牲にしてもコンパクトさを優先したのだろう。

でも、念のため新品の方をフレームバックに入れて携行した。
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(上から、ロードモーフG新、ロードモーフG旧、ターボモーフG新。2022現在。)
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TOPEAK(トピーク)ロードモーフG
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インプレ

色々なサイト上の携帯ポンプインプレでは、重くてあまり評価高くないのだけど(もっといいポンプは存在するのだろうけど。存在するのか?)、さすが20年以上?変わらず存在し続けているロングセラー。しっかり空気が入ってくれて信頼できる。

しっかり立てて、出せる踏み面は小さいけど、地面に押さえつけて押す肘と肩の位置は、ポンプの立てた軸に合わせてしっかり立てる(心臓マッサージと同じ理屈)のが基本。

高圧になるほど当然手応えが強くなってくるけど、ゲージがなくてもその手応えで空気圧がほぼ体感できる。

ただ、前コラムのホイールやタイヤ編で取り上げたように、毎日空気を入れなくても大丈夫で、タイヤとホイールの相性が良くて漏れが少なければ、本当の意味での携帯ポンプでも大丈夫かもしれない。

 

番外

一周後に、例のサイトを見ていてブルベライダーたちから「例のポンプ」と呼ばれている携帯ポンプがあることを知り、購入してみた。

cannonball24.com

ちなみに、ホースは別に購入して後付け。このポンプはそのままだと米式、口を引き出すと仏式。米式→仏式に変換するホースを付けるとバッチリ。

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本当はPROSTARというところが作っているらしい中華ポンプ。似て非なるのがたくさん出ていて性能もそれぞれ違うよう。使ってみたら、確かに軽い。でも、ロードモーフに比べると3〜4倍のポンプ回数を要する。でも圧倒的な軽さ。これでも必要充分かもしれない。

しかし、シリンダー部分に注油が定期的に必要で、ホルダーに外付けだと雨走行で一発でダメになる可能性も高い。