2022年8月10日
@22時には寝て、7時間50分くらい寝た。
5時50分起床。
ゲストハウスのファサード
中庭がわ
お隣の民家
6時には、親子が起きてきて、朝ごはんの仕込み。
朝ご飯頼んでるんだけど、補食。あ、食べ終わった後。卵は温泉卵3つ。
7時、オサレな朝ご飯。選べる飲み物は、ベリーの何ちゃら。
納屋
息子さんの。
親父さんのSUZUKI650cc
9月ごろに、ゲストハウスほっぽらかして、北海道にこれでツーリング行くらしい。
わたくしも北海道入りが9月ごろだろうから、ちょうどバッティングするかな。
@さて、本日の小松駅近くのゲストハウスまでのルートを自転車bikeナビで概観すると、、、
最短は、、、うわぁおう。
赤は、10%以上の斜度。
おとといだか高岡くんは、アタック299とかで山伏峠、志賀坂峠、十石峠、麦草峠上って、獲得標高3500m、帰りも自走して372km走ったとか。
無理。
距離は23km以上延びるけど、楽ちんだ。こっちにしとこうかなあ。
そうだ、せっかくの福井県。
本日は、永平寺に行くんだった。
永平寺経由で出すとこんなもん。
まあ、これくらいは頑張るか。
8時15分ごろに出動。まずはフラット。
大野の町を抜けて出る。
福井県福井市旧美山町
わたくしがよく走っているパターン。
川沿い+単線沿いの道。
ともかく昨日コツコツヒルクライムした道を、途中までは逆に戻っていくので、ダウンヒル。
いやあ、朝は身体があったまるまでは緩いダウンヒルに限るわ。
これも福井県福井市旧美山町
永平寺まで南側(裏側)から上がる登りは、9〜11%固定のヒルクライム。
Uの字クネクネになっても、勾配緩くなって休める区間が無く、38×34でコツコツ回すのみ。
暗くて直線のトンネルを抜けると
キた。
ダウンヒルし終わると突然現れた。
わたくしにとって、福井県といえば、恐竜でもなければ東尋坊でもなく、眼鏡でもない。
永平寺であり、ワシマイヤー社(車好きで知らない人はいない、天下のBBSホイールを作ってた会社。ところがどうも破産してBBSジャパンとなって富山にいっちゃったらしい)。
悩み深き20歳の頃、自分の心を鍛えるには禅しかないと、本気で永平寺に修行僧として入ろうかと思った時期があった。
その昔、NHKスペシャルで特集された時、南郷師範はそれを許可した高僧たちを痛烈に批判してたけど。
特に検索してなかったけど、自分のイメージでは修行の場だから観光地であるわけがなく、一般人は建物を外から眺めるだけだろうと思ってたら、500円取って観光地化してたのだ。
何を生産する訳でも無し。
そうでもしないと食ってけないんだろうな。
三峯神社みたいに宿坊に泊まって、禅体験すれば、また少しはオーラを味わえるかも。
靴を脱いでビニールに入れて、スリッパで順路を歩く感じ。
修行僧を撮らなければphotoはOKと。
まずこの部屋で、若い修行僧担当さんが建物と由来について説明してくれた。
傘松閣
僧堂廊下
修行僧でも入門時と出る時と、人生で2度しかくぐる事を許されない山門
なるほど、山の斜面に造られた永平寺、こんな階段が何層もあった。
これだと、ずっと寺から出ること能わずでも、毎日行き来してれば足腰は鍛えられるだろう。加えて廊下雑巾掛けだから。
承陽殿
巨大なすりこぎ鉢
法堂の中では若い層たちが、何かのリハーサルをしていた。
後は、そこかしこで掃除していたり。立入禁止区域はあるが、まさに修行僧たちの生活の場に、そのまま立ち入る感じで。
約1時間、じっくり見学した。
まあ、今わたくしのやってるのも、まさに動禅だろうな。
ちなみに、今になって思えば、禅寺にこもって修行して悟れるのは、間違いなく世俗にまみれて真剣にもがいてあらゆる事を世俗で経験して、そののちに入門した奴らだろう。
若い何の人生経験も悩みもないのが、ただ漠然と禅寺にこもって修行したって、全く意味がないだろうな。
帰りはお土産屋通りを歩いて下っていって、途中の胡麻豆腐スイーツのお店で、胡麻豆腐クリームパフェだったかで補給。
さて、永平寺からはこれで行くはずが、、、
もう完全に日和って10数km延びるけどこっちにしたのだ。
どフラット。楽ちん。
九頭竜川。
鳴鹿大堰
渡ると永平寺町から丸岡町へ。
福井県坂井市旧丸岡町
ひたすら田んぼ道を回して、あわら市に入って、やっと見つけたラーメン屋で、冷やし中華を。
本日は曇りベースで、時折上に雨雲が現れてぱらつく感じで、ガーミンで33度まで、暑くはない。
途中出てきた細長い湖、北潟湖。
湖畔に広大な田んぼが。
石川県に入った。
大聖寺川沿いのサイクリングロードをずっと行く。
石川県旧加賀市の
広大な田んぼの中をひたすら回す。
石川県小松市
街中の小さな路地道に。
さすが冬は雪に閉ざされる街。
ゲストハウスのある駅近くの古い商店街は、実に閑散としていた。(水曜だから定休日が多いらしいが)
あった。ゲストハウス三日市
15時着。
狙ってるわけではないけど、日本海側に来てから、古民家が多い。
それだけ空き家になってる古民家が多いということか。
最もここは、古民家と言っても、農家ではなく、町人が店を営んでくっついていた「町屋」。
チェックイン16時で、だあれも居ないので、カフェ探してウロウロ。
Googleマップで検索して営業中となってるけど実際には開いてないとこが多い。
3件目にしてやっと。
これが、まさにここも、もと町屋で、狭いと思った店内が見事で。
手作り生姜ジンジャーチャイ?だったかを。
若い女の子がやってた。
外にある、手作りジャムとかの販売機。
@さて、16時過ぎ、チェックイン。
自転車はエントランスに入れていいと。
担当マネージャーさんは若い女性で、TELでのやり取りからして融通の効く子であることは感じてた。
総じてホテルでもゲストハウスでも若い女性担当だと、自転車を中に入れてくれる気がする。
昨日4人部屋ドミトリー(3300円)が2人もう埋まってると聞いて、直感的に個室(4400円)にした。
案の定ドミトリーは本当に狭くて、個室にして良かったかな。
落ち着く和室。
洗濯機無料、部屋干しOKで、干すものも貸してくれた。
通りにある古い町屋。
間口は狭く、奥に長い町屋の造り。
ゲストハウスも同じ作りだ。
小松市発祥の、街の人に愛されているというカレーチェーン店の本店に行ってみた。
定番のメニューでなくて変化球のBの方を。
あと、具沢山野菜サラダのSを。
小松駅前に出ると、少し人が見られた。
それにしても、ホテルは駅前も少し離れたとこにもかなりある。
スーパーが近くにある、、、と思ったら、ブラジル系の食材屋だったので、駅中のセブンで買い出し。
明日は100kmごえ。
早く寝ないと。
89.5km/実走4時間4分/獲得標高368m