2022年4月30日
@昨夜は部屋替えをして、22時半には就寝。扉向こうで呑んでたお客様たちはわたくしの部屋の電気が消えると、奥に移ってくれた。5時50分くらいに起床。
7時過ぎに出動。
マスターご夫婦が見送ってくれた。一度もちゃんと聞かなかった。ご夫婦じゃなかったのかなあ。
出てすぐ、Fブレーキ調整。
と、FD変速せず。
バッテリー切れ。リアは11日、フロントは15日で切れた。
嗚呼、今日は晴れ!
風は強いけど。
和歌山県日高郡日高町
40分ほど走って42号に出てすぐのローソンで、朝のエサと補給食get。
日高郡由良町
有田郡有田川町旧吉備町
有田川
ヒルクライムが始まり、山あいのみかん畑の脇を進む。
みかん畑がなくなりかけころ、いい感じの小さな店があったので、みかん無いかと寄ってみる。
でかい。安い。
重い甘夏しかなかったけど、3こ100円。切り目を入れてもらった。
頑張って、と、もう一袋サービスしてくださるということだけど、重いので丁重にお断り。
ゆっくりコツコツ回して、大した標高ではないけど、本日一番のヒルクライムはクリア。
向こうから来てここで引き返していくローディーがいたので、ここが峠だろう。
地べたに座って、先ほどの甘夏、2こ補給。袋ごと。
さて、気持ちの良い海南市側へダウンヒル。
、、、と思ったら、自転車ナビタイムは、突然、みかん畑の急斜面にショートカットせよという。
確かめると、確かにダウンヒル先は違う方に行くよう。
振り返る。ゆっくり過ぎてGarminの斜度は反応しないけど、どう見たって25%はある。所々リアルに30%ある感じ。
無理。
でも、もしや、すぐ先抜けてるかも、と、相棒押して進んでみる。
何度もナビと付き合わせ。間違いなく突っ込めと。
薮竹が絡まって、ホイールが動かないなあと思ったら、右フェンダー破損!
ああ、折れてしまったのか、と調べたら、組み立てするようにはなってないけど2ピースになってるようで、無理やり押し込んだら復活。
諦めて、それこそイバラの道を相棒抱えて石と竹、どう見たって人も通ってないだろ、という急斜面逆戻り。
30%の迷路道に出ても乗る気がせず(というか乗れず)上まで押して。
もう絶対このナビの判断は信用しねえぞ、ルートについて意見するとこがあったはずだから絶対抗議するぞ、とブツブツ言いながらダウンヒル再開。
結局なんのことはない、リルートしてまたナビ始めたのだった。
和歌山県海南市
和歌山県和歌山市
12時過ぎ、まだ早いかなと思ったけど、馬刺しの幟に惹かれて、入ってみる。
まだ支度中になってたけど、いいよ、という気っぷのいいおやっさん。
仕出し屋のようで、狭いカウンターが数席あるだけ。
マスターは熊本の人で、ここの肉は全て熊本産。和歌山で、熊本の肉を味わう。
隣には、岩塩とワサビ。臭みがあるやつはニンニクと生姜だけど、うちのは臭くないだろ?と。
これで塩ラーメン。馬油と、馬のアキレス腱で煮込んであると。馬の豚骨スープ?みたい。実なオツな美味さだった。
ラーメン500円、馬刺し800円。贅沢。スープも全部飲み干した。
最近乗ってないというマスターのハーレー800cc
さて、もひとつヒルクライムのようで。
大阪府阪南市
大阪府泉佐野市
大阪府泉大津市
大阪府堺市
@本日のメイン、スマートコグさん表敬訪問まで、あと少しのはずだけど、なかなか着かない。
これを行けと。
ループ橋ヒルクライム。
大阪市水道局の
大阪市
これを行けと。
フラットだと思ってたら、それぞれの埋め立て地へヒルクライムかあ。
この直線!
しかし、そのトップまで上がると、ご褒美の絶景!
皆、ここまで上がると、立ち止まってスマホをかざす。
おにぎり食べながら見入っているおじさまがいて、大阪城はどちらですかと訊くと、丁寧に方角を教えて説明してくれたけど、ビルに阻まれて見えないということだった。ここが、一番市内を一望できる場所で、月一で来ていると。
スマートコグさん、外に看板が出ているでもなく、ウロウロ迷うが、代表とTELでやりとりして、たどり着いた。
辛抱強く待っててくださった。
相棒の里帰り。
AMANDA工房もそうだけど、見てくれの派手なディスプレイやオサレなショップとは真逆の、アイディアが生み出される空間、倉庫。
わかる人には分かる、わたくし好みの空間。代表の西村氏。
上阪氏の自転車競技部の先輩。
世界で初めて自転車フレーム用シームレスチタンチューブを開発した「エリクサー」。
早速、在庫のあったRDハンガーget。アルミ製。
付け替えようと思ったけど、今のを修正しますよ、と、工具でほぼまっすぐにしてくださった。
その後、サイスポだったかの本音コラムで大ファンだった上阪卓郎元選手も会いに来てくださった。
このフレームに、このように荷を積んで日本一周するという使い方には、もちろん、両氏からお墨付きをいただいた。
もうそれだけで充分。
Cozma号と宿泊に不必要な荷物は置かせていただくことに。有難い。
着替えて、近くの焼肉屋でご馳走になったのだ。
18時前、in。
もうここからの自転車界のお話、さまざまな変遷過程は、あまりにdeep過ぎて内輪ネタ過ぎて、流石にここには書かない。書けないこともたくさん。
これに対等についていけるのは、ぢゃん兄くらいだろう。録音して聞かせたかった。
もちろんわたくしの知らないことばかりで、本当に勉強になった。
上阪氏の数々の経歴、西村氏の、ぢゃん兄がお付き合いするお知り合いもタジタジになるほどの経験と経歴、もちろんCozma号の由来、シマノやカンパ、スペシャ他大手メーカーの裏ネタ、etc。もう頭がついていけなかった。
ただ一つ言えることは、やはりわたくしはこの西村氏が開発し上阪氏が売り出したこのフレームで組んでよかった、誇りをさらに持てたということだった。
同じ方面の上阪氏と地下鉄に乗って、西区の古いビジネスホテル「ホテル オクウチ」に着いたのは、21時半。
ここも、まさに団地の扉。
広く無機質なお部屋。
眺望。
居酒屋で何杯も生ビールいただいたのだけど、そのお店を出る時にサービスでいただいたビール飲みながら、少しでもphoto整理。
明日、どうしよう、どこまで行こう、どこに泊まろう、とアレコレ検索するも、またbike入れられるか洗濯機はあるか聞くにも23時過ぎ。
全然決まらず、疲れて、諦めてベッドに沈んだのが1時前。
131km・6時間24分・獲得標高1279m