2022年6月11日
@昨夜、驚いたことがった。
ある日本一周ライダーがインスタ上に出てきて、チェックしてたら、どこかでみた事のあるチタンフレーム。
20日めに兵庫で出会った超シンプル装備・寝袋一つ、野宿路線で10泊くらいの旅をしていた彼だった。
少しは学んで装備は増えたようで。
本日の寝床はここだと。マットも持ってくようにしたので、快適だということです。
さすがである。
昨夜は、350mlビール一本だけの休肝日。
22時過ぎには床に、8時間以上寝た。
昨夜、結構な雨。さすがに女将は、相棒を狭い玄関に入れさせてくれた。
ここは、雨は予想より早めに上がりそうだけど、風速16mって、どんなだ!?
ビビりながら、ザ、民宿朝ご飯。
メインディッシュは、、、目玉焼きかな。
ご飯は3杯お代わりした。お味噌汁はなかった。
申し訳ないと思ったのか、おかみが3杯目に、小さな豆腐をつけてくれた。
昨日気づいた、特に走行上何があったわけではないんだけど、前後ブレーキかけた時と後ろブレーキかけた時は、ヘッドにガタを感じないんだけど、前ブレーキだけかけてロックさせると、前後にかなりガタを感じる。
そんなちょっとした事に神経質になるわたくし。
とりあえず、よく見えないのでphoto撮ってもう一度チタンフォークをよくみてみる。
小さな傷はいっぱいあるけど、クラックは大丈夫そう。
昨日結構目一杯締めてしまったトップキャップボルトだけど、やばいかなと思ってもう一度緩めて、ステムも一度外して、もう一度強過ぎないように締め直す。
フォークとステムの段差が微妙に足りなくて、おさわらないのかなあ、、、と、スペーサーをステム下から取って、上につけてみる。
考えてみれば、同じ段差に決まってるわ。
どこかで少し厚めの入手して、入れ替えてみないとかなあ。
時々すごい暴風だけど、雨はほぼ小雨になって、風も台風レベルではなく。
10時ギリまで待って、10分前くらいに出動。
しかし、海岸沿いはやはりかなりの風で。
いきなりの10%のヒルクライムだけど、左右が囲まれたところに入ると、風はほとんど止む。
多分側溝でまったりしてたんだろう、突然横2mくらいの側溝から「ギャン!」といって猪が脇に逃げ込んで、こっちがびっくり仰天した。
ともかく昨日の風雨で飛ばされた葉や枝が道路に敷き詰められ、車には10分に一回もすれ違わない一本道。
苔も生えてるし、下りは超慎重に。
ところが、5kmも行かないうちにほぼ無風になり、道にも何も落ちてないという。
やはり海に挟まれた半島の突端というのは、環境が違うんだな。
いくつもトンネル越えて昨日来た道を戻る。
佐多岬に向かうかなりの積載のサイクリストと挨拶交わす。
そうだよな、普通、大変だけど行って戻ってもっと安いとこに泊まるよな。
まあ、泊まるところが数件の佐多岬の民宿は、存分に味わった。
後期高齢者だという、お互いを労わりあう素敵なご夫婦とも、今朝も色々お話しできたし。
このトンネルは、2160mあった。
今までの最高は、12日目の三重県尾鷲市にある、八鬼山トンネルで、2.4km。
途中ドライ路面になったりしたのに、海岸沿いの269号に出ると、小雨、そして風。
昨日スルーしたここは、一応降りてphoto。
いったん、きのう寄った道の駅/根占に止まってもう飯食っちゃうかと思ったけど、流石に早すぎ。
約2時間走って現れたファミマで、例の地元牛乳と、菓子パン補給。バーは予備補給食。
おばさん、ではないか、若いイケイケ風の女の子に、どこから来たんですか?と。
この小さな看板に、埼玉発、と書かなかったのは、コミュニケーション上かなりの効果あり。
みなさま、必ず、どこからですか?と聞いてくれて、会話になってくのだ。
そのあと、信号で止まった名古屋ナンバーの若いのも、窓を開けて声掛けしてくれる。
自分はこの車で今、日本一周中ですと。
@もう豪風になってきた。海岸からというより、山側から。
のぼりの旗が土台から倒れ、信号待ちで掴んだ標識看板がグラグラ揺れてる。
少しでも左右が囲まれる感じのところは、一気に無風。
開けたところは、もうハンドルにしがみつかないと、いきなりのランダムな突風で右に車が行き交ってるのにふらついて危ないので、もう20km/h以下に落として進むしかない。
川が海に流れ込む河口の開けたところなんか、もう車体を斜めにしないと前進できず、ペダルから外して止まるしかなかった。
そして、左右囲まれたところはほぼ無風。
これを繰り返す。
@12時半、道の駅/錦江にしきの里で小休止。
小さいところでイートインコーナなんて無いけど、なんか特産物でいっぱいの店内。
刺身も肉もお惣菜もいっぱい。
これ買おうか、迷う。
少し雨風が吹き込むけど、ここで買ったもので昼餌に。
いくつかは、夜のツマミ。
これ、デザートにならんかなと買ってみたけど、美味しい普通の胡麻豆腐だった。
タレかけて一気にいただく。
photoぼけ。
「がね」ってなんだ?ただのかき揚げか?と買ってみたけど、少し違って、小麦粉かカライモで絡めて揚げてあった。
美味しかった。
結構有名な温泉水らしい。
鹿児島県鹿屋市に入った。
小雨降り続き。
14時過ぎ、鹿屋のヤマト運輸・鹿屋旭原センターに寄って、POWER-COOP店長に送っていただいていたコンチネンタルGP5000一本引き取り。
段ボール処分お願いしたら、見事に断られた。
本日のゲストハウスさんは、16時チェックインで、早めでも入れてくれないことはないだろうけど、少しは雨でも観光を。
ほんとは鹿屋航空基地資料館に行ってしっかり本物の零戦ほか見学したいところだけど、1時間半かかるし予約が必要。
諦めて、また日本一周ライダー「ツールど気ままに」のノブさんが寄ったという神徳稲荷神社というところにいってみる。
ひっそりとあったそこは、映えるからか、2組の若いカップルが来ていた。
ガラスでできた鳥居。
ここから入ってしまったが、ほんとはここは「帰」と書いてあって、「行」はお隣の道だった。
あちこちに狐様。
墓地があって、小さなスペースの納骨堂も。
墓地を撮るのもなんだか。
素敵だけど、残念ながら、オーラは感じなかったのだ。
お寺が、お賽銭目的に神社にしたような?
@15時20分。
40分早いけど、本日の宿、鹿屋市のHOTEL&HOSTEL HARUさん、着。
レストランが本業のようで、マスター他が懸命に仕込み中。
入れてくれた。
2段ベッドだけで部屋は何部屋かに分かれてるけど、24セットくらいある、かなり大きなドミトリー。
本日の豪邸。
キッチンスペース
エントランスに向かって。共有スペース
かなりの数がある♂ドミトリーのトイレ・シャワー室
かなり清潔で、しかし一泊ドミトリー/booking.comで1742円(ただし、ワタクシはbooking.comレベル3になったので、その割引あり)とかなり安い。
オサレ路線で、宿泊客とのコミュニケーションは希薄だけど、オススメではある。
相棒は、ホステルエントランスのココに入れてくださった。
雨の日走行のあとは、自分のシャワーより先に、先ずは相棒のメンテ。
ウェットティッシュ大でホイール外して全部ざっと拭いて、ディグリーザーでチェーン吹いて、オイルアップして、スプロケットも一枚一枚隙間にざっとウェットティッシュを通す。
power-cranks、外してみると、サビも浮いてきてないし、大丈夫そう。
良かった!
少しだけミシンオイルを刺し増し。もう右は外さずに。
トップキャップの当たるところに、ワセリン塗り増し。
土曜日だけど、満室、ということはなく、余裕はありそうで、隣と上は空いてます、ということで、図々しく荷物を置かせていただく。
いつものルーティーン、シャワー浴びて脚を水シャワーアイシング数分して、洗濯機(200円)に放り込んで(終わってみたらまだ電源ランプついてたので、こっそりエア乾燥追加。でも、蓋ロックが解除できなくて開けてもらったという)、狭いドミトリーのハシゴに干して、近場を散策。
むしろここがメインの、創作料理(イタリアン+ジャパニーズ)はるんち。
でかい。
近くにあったスーパーで、キビナゴの唐揚げとよなよなと鬼レモンだけ買って(まだ値下げが20%だったので、また後で来ようという、セコさを身につけたのだ)、戻ってざっとphoto整理。
Wi-Fiなど飛んでなかった佐多岬の民宿では、すぐにGarminデータがiPhoneに飛んできたのに、本日は飛んでこない。
まだそこのところの塩梅がわからん!
道の駅で買った、まだ柔らかいコレを、
食べてみたら、やはり美味しい!
ラップで小分けして、補給食にしよう。
そういうラップ他、色々あるのがゲストハウスの良いところ。
同じく、道の駅で買ったコレや、
もうみるからにピチピチで新鮮なコレを、喰らいながら。
17時前に、も一度さっきのスーパーに向かって行くのだけど、このゲストハウスに来た時から、懸命に仕込みする、どうみたって店長と思しきマスターの姿に惹かれて、今日はここでお金落とすか、と。
マスター。仕込みの時と打って変わって、人当たりの良い。
カジュッタって何だ?
どうも、周りの皮はそのままに、中をジュース状に加工する機械名らしいぞ。
お酒のサワーの方を。
なるほど。
上に空いてる穴を下に向けて、果肉汁を注ぐ。
19時過ぎると、もう店内は予約客でいっぱいな感じ。
人気店なんだろう。
ポルペッティ/肉団子のトマト煮込み
パスタ/明太子の和風バター
若いスタッフとマスターとのチームワークもいいし、お料理にも一捻りお仕事してある感じがイイ。
ググって、上の段のは大衆酒らしいけど、下の「魔王」はかなり幻と言われてるらしいので、ロックで。
確かに、キレのある爽やかな味わいの芋焼酎だった。少ないけど。
店を出て、お隣のドアから共有スペースに入ってphotoまとめてると、お店で応対してくれてた沖縄の子が、ふう、疲れた、と思わず言いながら休憩に入ってきた。
あまり余計な声かけしないようにしてたけど、彼女が戻る時、がんば!と。
ありがとうございます、と反応してくれた。
明日は、晴れ予報!
鹿児島まで行こうか。
その後はずっと雨予報。
沖縄は何度も行ったことがあるので、違う島に行こうかな。
屋久島か、それとも種子島か。
69.6km/実走3時間26分/獲得標高876m